アルバムを作る理由 | アメリカの片田舎で淡々と暮らす日常

アメリカの片田舎で淡々と暮らす日常

ミドフォーのワーママです。よろしくおねがいします。

先週は子供を寝かしつけた後、主に
子供の写真をアルバムに入れる作業をしていた。

始める前は日に日に高さを増す写真の束に
だんだんプレッシャーを感じて気がめいってしまったけど、
いざはじめてしまえば、作業は案外楽しく進んだ。
ただ、時間がかかる。
写真を見ると、そのときの記憶がよみがえってきて、
1枚ずつ、見入ってしまうからだ。
例えば、ディズニーリゾートでミニーマウスと長女と私で撮った写真。
その頃は、まだ1歳で、ミニーマウスだけ知っているくらい
だったが、今では他のキャラクターの名前もいえるし、
ミニーマウスのぬいぐるみに布団をかけて、寝かしつけている。
赤ちゃんの世話の手伝いが大好きな、いっぱしのお姉ちゃんだ。
当たり前だが、写真の日付が今に近づくにつれ、
少しずつしっかりした印象になっていき、
こんなに成長したのか、と驚く。
毎日慌しくしているうちに、長女の成長を
見逃しているような気がしてきた。

整理整頓のためにはじめたアルバム作りだったが、
この作業の目的は、実は、物理的な整理整頓ということ以上に、
写真1枚1枚にじっくり向き合うことで
当時の記憶を強化するという、脳内の整理整頓なのかもしれない。