不倫をしていた夫。


話し合いの場で、夫は堂々と開き直った。

「不倫については申し訳なかった」とは言ったが、

謝罪している表情、口調ではなかった。


そして「不倫したことと、

以前から離婚を考えていたことは、別の話だ!

離婚の意思は変わらない」

と、逆切れをされた。


前々から離婚をしたいと思われるほど、

私は悪妻だったのか?


至らないところはあったにせよ、

子どものこと、家のこと、

フルタイムで仕事をしながら、

単身赴任で夫のいない毎日を必死に、

駆け回って一生懸命やってきた。


単身赴任前から、仕事の忙しい夫に変わり、

いろいろな役割をこなしていた。



数日後「別居をします」

という手紙が届き、

夫は帰ってこなくなった。


有責配偶者が、なぜ開き直って、

逆切れの態度で、被害者を踏みにじり続けるのか。

勝手に別居して、

どこまで勝手な行動をするつもりか。


私を悪者にした裏で卑劣な不倫をして、

それが明るみになってなお、

私が痛め続けられなければならないのか。


こんなことが許されるのか。

悔しくて悔しくて、

夫がこの世から消えればいいと願ってしまった。