こんにちは。蘭胡です。
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雪の中の出羽の羽黒山五重塔です。
平将門創建の東北最古の塔です。

昨日大天狗姿の神さまにご挨拶してきました。

手前は爺杉です。樹齢1000年の天然記念物です。
婆杉は100年程前に台風で倒れてしまったんですって。
爺杉は三日三晩泣き続けたとも伝わります。

西に位置するお伊勢さんを意識するように、
東に存在する出羽三山を詣でることを
「東の奥参り」と称されます。
伊勢神宮を「陽」 出羽三山を「陰」と対を成すものと信じられ、「一生に一度は必ず東西の参拝を成し遂げねばならない」 という風習ご存知ですか。
古くは人生儀礼の一つとされていたとも聞きます。

羽黒山 月山 湯殿山の三山は、それぞれ『現在』『過去』『未来』の得があるとされ、羽黒山の鏡池には羽黒神が姿をあらわすとか…。


初めて羽黒山に行ったのは平成24年5月
3神合祭殿で3つの山神様にご挨拶できるから

羽黒山は奥の院以外は女人参詣が許されていたらしいですし。

あちこちの修験の山に行くたびに 
当時の人々の信仰心は尊いなぁと感じます。

今は車も高速もあり便利な世
幸せです

いつもながら
参拝が決まったのは前日です。
明日 羽黒山随神門に行きたいです。
いいよ
雪が降ってるかもしれないから防寒して行こう。
冬季通行止めとかなってない?冬の山形だよ。
道は大丈夫みたい。冬期間参拝が困難な月山、湯殿山神社の里宮が羽黒山神社だよ。

…雪は降っていないものの、高速を降りナビの案内通り進んだ農道に「冬季通行止」の看板  汗汗💦

迂回するなら大きな国道だね。呼ばれていればいけるし。さて着けるかな。
そりゃぁ着くでしょう

…見えてきたのは。どーん。

ちゃんと大鳥居から来いってことだったか

『古事記』や『日本書紀』に記述が見られる太陽の化身とされる3本脚のヤタガラス。神武天皇が東征する際、ヤタガラスが熊野国から大和国までの道案内をしたという逸話が有名だけど、この地にも八咫烏の伝承があります。
写真おかりしました

有料道路側から入って行くと。
雪深さ伝わるかな?
見事なツララ。大きな鐘と鐘楼が隠れるほどの積雪。
茅葺木造建築なんですけど
迫力の茅葺が雪で見えない
今回の目的は
ここから車で移動して。随神門。
春夏秋に来たことのある方ならお思いでしょう。

そう。雪深い
スニーカーでは足元滑りますから注意。
重装備の方や外国のかたもチラホラおいででした。
表玄関の随神門。
石段を下りて行くと祓川に掛かる神橋
昔三山詣での人々は必ず祓川の清き流れに身を沈め、水垢離をとり三山への登拝の途についたそう。朱塗りの神橋の向かいの須賀の滝は清々しく美しいです。

石灯籠がソフトクリームみたいです。
新緑の季節を知っているので
趣きの違いに驚きます。
空気がまた異なって。

般若心経上げて行く。
私もご挨拶します。
爺杉にも愛を送りました。
足元注意しながら帰路につきます。

蕎麦屋さんについたら吹雪いてきました。
しかし帰り道の空は晴天。

遠路でしたけど満足度の高い一日でした。

急な遠出に同行(いや運転)してもらえたことも嬉しくて幸せ

自分の思いを口にすることは叶うことが早まるからやってみて