男の子ママって寿命縮まる

少し前の記事に

一言だけ残していった言葉

「男の子ママって寿命縮まる」

これねー…

今となればもう笑い話だけど

その渦中ではもう本当に

鬱々とした日々でした

１日目

「バイバーイ」

と車のドアを開けた状態で

立ち乗りしながら手を振っている長男

（実家へ遊びに行ってました）

その時

「ギュルン」

と変な音がしたんです

パッと助手席から振り返ってみると

後部座席で「いてぇー」と

オデコを押さえている長男←

足元が滑ってオデコを車のフレームに

ぶつけてしまったと

（事件の始まり）

「何しとんそんな所立っとうからやで」

と軽く流し…帰宅←日常茶飯事

まぁこういう怪我は男児には

普通によくある事なのですが（疲）

たんこぶ出来てるし…

帰宅後は保冷剤で冷やしながら

様子を見ていました

嘔吐したりとか意識が飛ぶこともなく

変わったことは無さそうでした

夜中も起きて確認したけど

特に変化なし

　２日目

「まだ頭がいてぇー」と長男

私「そりゃ痛いわ」

長男「一応先生に連絡帳書いて」

私「ほな持ってきて」

と、頭をぶつけた事を念の為学校に連絡

下校時刻頃、担任の先生から電話

「午前中は大丈夫でした。

ただ、給食を食べてから午後の授業…

頭が痛いと言って保健室に行きまして。

保健室では冷やすという対応をしています」

…とのこと

電話を切ったすぐ後に長男が帰宅。

「頭痛いの治ったわ」←

私「え？さっき先生から保健室行ったで

って電話あったんやけど」

長男「うん、でももう治ってん」

私「ふーん治ったんならエエけど…」

その日の夜の夫婦の会話

私「…てなことがあってん」

夫「そうかー」

私「明日泊まりやろ？何かあったら怖い」

（私はいつも直感が働くタイプ）

夫「大丈夫やろー」

（夫は楽天家）

私「…………」

３日目

（夫はこの日は出張で泊まり）

朝

「まだ頭がいてぇー」と長男。

私「早よ学校行く用意し」←聞き流しw

放課後…

宿題をする子供達

長男「なんか手に力入らへんわー」

私「えぇっ」

長男「だからー、手に力入らん」

私「ええーっ」

私「ママの手握って、思いっきり」

ふにゃ〜←

長男「でも大丈夫やで、力入らんだけ」

（状況わかってなさすぎな子供）

私「あかんわ…病院や…」

（直感大当たり←）

病院行ってCTも撮ってもらって

脳内は異常なしでした

「子供にCT…リスク大きいな」と思って

本音では撮ってもらいたくなかったけど

こればっかりは仕方ない

脳じゃなければ疑わしいのが

①頸椎

②ギランバレー

③筋肉が萎縮していく病気

（おそらくALSの事を言ってたと思う。

先生病名は出さなかったけど。）

症状が酷くなっていくようなら

もう少し精査するし

場合によったら

大きい小児科へ紹介状書くから

すぐに診せに来て…と。

以上のことを電話で夫にも報告

いつもだったら「大丈夫さー」と

楽観的な夫も今回ばかりは

「ちょっと心配やな…」と。

「ちょっとこんな時こそいつもの

「楽天家」出しなさいよ（超不安）」

と思ったけど

やっぱり夫も親だし…そりゃ心配よね

取り敢えずその後帰宅したけど…

もう震えるじゃん

③だったらどーすんのさ

③なんてもう命に関わるじゃん

こんな時に夫は泊まりだし←

夜間何かあったらマジでどーすんのさ

（ちょこちょこ電話してきてくれるけど）

今も未来も不安しかないんですけどー

（精神状態最悪）

夜中も途中で起きて長男の様子を観察

４日目

朝…

私「手どう？」（寝不足）

長男「先生に診てもらった時と変わらん」

私「そう…」（数日寝不足）

この日はちょっと実家に用があり

行ってきたのですが

私「実は長男が…」

と話すと

母「ええええ」

と母も衝撃＆心配

「母に話したら少しでも

気持ちがラクになるかなー？」

と思ったけど…

全く変わりませんでした←

さすがに子供のことは

メンタル深くえぐられる

放課後…

私「手、どう？」

長男「治った（にっこり）」

長男「ほら」

と私の手をギューっと痛いぐらい握って

もう私、心底ほっとして…

泣いた←

男の子ママ、寿命縮まるわーー

取り敢えず夫と母にすぐ電話して

「治ったわー」

と報告

二人ともホッとしてました

その日の夜…

次男「ママ…◯◯（次男の名前）も

頭打ったら心配する？」

って次男くんがめちゃくちゃ

心配そうな顔で聞いてきて

そういえばここ数日

長男のことばっかり心配して

優先して気にかけてたから

「わっ寂しい思いさせた」

と、そこで気づく←

私「心配するよ当たり前やん

怪我したりせんといてよ」

と言いながらギューっとハグすると

次男くん「うわーん」

って泣いちゃって

不器用な母でごめん

と大反省

「寂しい思いさせたなぁ、ごめんなぁ」

と次男のことを必死でケアしました

…という

そんな数日を過ごしていました

今思えば「どんなドタバタ劇www」

って思うけど

渦中はもうずっとハラハラ心配して

最悪パターンを想像しては鬱々して

メンタルまともじゃなかったわー

…といったお話

「家族みんな心身ともに健康」って

本当にありがたいことですね