旅に出ます。 仕事も順調ですが、この会社好きですが辞めなくちゃいけません。
会社に言うのは夏以降の予定でした。
そして突然バレました。
(前回の話の続きです。 こちら からお読みください!)
来年春から旅に出る。 2年くらい。
今は、貯金をしながら本を読んだり、写真の資料を見たり、きらめく三十路を送っている仲間と会ったりして過ごすことが多い。
特に
東京都写真美術館で開催している 世界報道写真展2008
と、
フジフィルムスクエア(六本木ミッドタウン内)で開催している 「まもりたい緑、まもりたい水写真展」
とか、今月は時間が落ち着いてきたので絶対行こうと思っています。
そんなところに興味を持ちつつ、ウンウン、準備も順調。 あとは会社にいつ言うかよね。 ヘタなタイミングとか悪い印象はつけたくない。 むしろ穏便に辞めたい。今の会社の人たちとはいい人間関係だし。 ボスにはとてもお世話になってて、これからもつながっていたいと思える人。
『ねぇねぇ。いつ会社に辞めるって言おうかー』
親友ちーちゃんに相談した。
『ボスはアメリカ人だしさ、辞める辞めないとか、結構気にしないと思うよ。 雑誌に載ったんだし今回、言ういい機会じゃない? あとから雑誌にも載ってたってことが分かった方が気まずいし。』
うん、確かに。 でも辞めるまでにまだ半年以上ある。 雑誌に載ったのも数ヶ月も前の話だ。 後からわかって気まずいってのは、現時点ですでにとき遅し感は否めない。
違う友人は 『まだあとの方がいい』 って言っていた。 いつもブログでは強気発言をしてるけど、現実世界ではいつも人生迷子のアテクシ。 どうしよー どうしよーー!
くさいものにはふたをする。 見て見ぬふり。 後は野となれ山となれ。
日本語にはなんてポジティブな都合よし格言が多いことか。 こんだけあるということは、別に後回し作戦は悪いことじゃないってことに違いない。 面倒なことは後回しが吉ということに間違いない。
くさい件についてはとりあえず置いておくことにした。
しかし自分の思惑通りに動かない、それが人生。
ある日、裁きの日は来た。
『キャサリンさ~ん』
上司に呼ばれた。 あさって食べに行くホルモン屋の検索したりでアテクシは忙しいのよ! 朝っぱらから呼ばないでよ! ボスのデスクまで歩いた。
『この間さ、デスクの横に雑誌○○が置いてあったんだけど』
・・・。 はい? 今なんと?
『もしかして雑誌に載った?』
おそらくアテクシの顔色は秒速120mくらいの速さで見栄晴と同じくらい顔色が白く遂げていったことと推測される。
マジでか! 読んだのか?? マジでホントにどうしってこってすもれぽぶはあぶおぉえあぁって~~!! (言葉にならないうろたえ)
ってか、アテクシもなんでデスク横に置いて帰ってしまっだ!! いつも引き出しの中に隠しておいたのに! ずっと隠してたのに!! ああ、この間ちょっと出して足元に置きっぱなしにしておいたか!!
配布用に5冊ばかりを封筒に入れていたのだ。 大量買いしてあったら、そりゃアヤシイ。 上司、どんだけの推理力・・・ ふっ、 アテクシの完敗ってことね・・
『あー・・・ ええ・・』
『友人が載ってたんで』 と言おうか一瞬迷ったが、後々になってすべてがバレるのが人生のオチである。 ここはもう、ボスに言うっきゃない。
バレたんじゃなくって、自爆ったんだし。
腹をくくる。 世界一周カミングアウトの時が来た。
ちょっとーー!!! 予想外よ~~!!!
デスクから1冊持ってきた。 胃が痛い・・・ バナナを片手でグニャリつぶして両手でそれをこねくりまわして、色が茶色に変色して、そんな状況がアテクシの身に起こる。
雑誌を渡した。 手が震えているのがわかる。
『ちょっ ちょっ ちょとまったぁ!!
あのっっ!! この記事を読む前に、1つ話をさせてください!!!』
来年の春から世界一周にやっぱり出たいんです。 やり遂げたいんです。 そのことが書いてあります! だから仕事もあと1年以内には辞める予定でいます!!
ボスの目を見て話し始める。 唖然とするボス。 チビりそうなのをこらえる。
このボスはアメリカ産だ。かなり柔軟な考えの持ち主。 いつも休みもかなり自由にくれるし、アテクシの海外旅行熱も知っている。
『世界一周とは! どれくらい行くの?』
『2年を予定してます』
雑誌を開いた。
『あ、この記事を書いたんじゃないの?そう思ってたよ』
最近アテクシは外でエッセイを書いている。 先日は、あるウェブにアテクシが書いたコラムが載ったのでそれをボスに話していた。
えー!! ボスよ、アテクシが書いた記事がこの雑誌に載ったと思ったのか!!
でもいまさらあとの祭り~~ カミングアウトーー
ついでに円満退社の時期もアウトー 山崎、アウトーー キャサリン、アウトーー
ここまできたら全部話すわ! 古閑 美保がロッテの西岡との勘違い恋愛を全国放送していたくらいぶっちゃけるわよ! 勘違いを通り越して、あれはオンナの執念と言うより、むしろ怨念を感じたけど!
アテクシの世界一周計画、その理由、やりたいこと。 だから今はこういう準備をしているのだ、という報告をした。
それを聞いていたボスは、アテクシが言わなかったことをとがめることも無かったし、反対もしなかった。 うんうん、と聞いていていた。
『アメリカで有名な写真家がいるよ。 キミが撮りたい写真にテーマが似てるかも』
『モノを書くならこの人の本とか有名だよ。 読んでみて。』
『たとえば着眼点をここに持って旅をすれば、帰国後にこういうのをまとめられるんじゃない?』
雑誌を一通り見たあと、PCに向かっていろんな検索をしだし、 『OK、じゃぁ、この人の本、今度出張行ったときに買ってくるから』 とまで言ってきた。
おー!! なんて話がわかるのだ(感涙)。
まぁ、遅かれ早かれ、キャサリンアウトーwww とか思ってたからラッキーとか、上司が思っているかもしれないけど、とりあえず退社時期についてはまだ話さず、でもあと1年以内には退社することはハッキリした。
『でもお仕事はちゃんとしたいと思います。 これからもがんばりますっ。 ご指導よろしくお願いしますっ』
アタマを下げた。 ボスお世話になります。 これからもよろしくお願いします。
冬ボーは夏以上でよろしくお願いします。
心の中で叫んでおいた。
これでいよいよ、『結婚するから世界一周やめます♪』 説は完全消滅した。 もとから発生してないけど。
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