GWに電子書籍でお安くなってたので、9巻まで買ってみました。

ちょっとネタバレもあるので、知りたくない方はUターンしてくださいね。


〈1巻あらすじ〉

罪人が化け物に見えてしまう遠野青児は、古ぼけた洋館で相談所を営む美少年・西條皓と出会う。優れた洞察力と妖しい美貌を持つ皓のもとで、青児はなぜか助手として働くことになり――!?


少し不気味で雰囲気のある表紙


試し読みしたところ、青児(せいじ)はニートでホームレス一歩手前状態から始まります。

青児は何か罪を犯した人が化け物に視える目を持っていて、最近では鏡等に映った自分の姿も化け物に視えています。


…ってことは青児自身も何かしらやらかしてるんだろうな凝視


青児はたまたま迷い込んだ…というか罪人限定路地に誘い込まれ、皓(しろし)の住む洋館に辿り着きます。そこで衣食住の提供と引き換えに、相談所の助手として働くことになるのです。


助手というよりペット照れ

ぷぷぷ世話人の紅子さんからもペット扱い。

食べ物とお金にすぐ釣られるなんてチョロすぎる泣き笑い思ってることが顔に出るので、隠し事もできなくていい子です。


相談ごとといってもなかなか本当のことを言わない依頼者ばかり。


青児にはその人が行ったであろう罪の姿が視えるから、結局暴かれてしまうんですけどね。当然罪人には罰が待っています。


何人か登場する人の中に、自称皓の弟が現れてごちゃごちゃやらかすストーリーがあるのですが、最初はなんて勝手な嫌な奴って思ってましたが、最後にはホロリ悲しいとしてしまいました。


9巻では列車内に集められた6人が罪を告白して償いをしていくか、沈黙して執行人に処刑されるかの2択に迫られます。


生き延びる為には告白した方がいいけど、自分の罪を見ず知らずの人にペラペラ言えませんよねぇ。そりゃみんな拒否るわ。そのうち、乗客が消えたり、処刑されたりしてどんどん人がいなくなってしまいます。


これって

そして誰もいなくなった

に、なりそうでならない展開。


いいところで終わってるので、続きが非常に気になります。小説版買ってしまうかも〜。