(気温は低いですが)のお散歩日和
というわけで(?)歩いて銀行に行ってきました。
私が並んでるところからは見えなかった窓口があいたらしく
いちばん遠いところから「あいてるよ~」って感じで手を振るお兄さん。
そこのブースだけ、銀行員もお客も座れるようになっていました。
さっそく腰を下ろしてチェックを取り出し、用件を口にすると・・・
手をふって横にあるサインに指差すお兄さん。
そちらを見ると、
「こんにちは、私の名前は○○。
私は耳が聞こえません。筆談でお願いします」
という意味のことが書いてありました。
一瞬、「メモを取り出さなきゃ」という考えがよぎりましたが
次の瞬間、目の前にキーボードが設置されていることに気付きました。
大昔の電子タイプライターみたいに、2行分くらいの小窓がついてるやつです。
(今の人は知らないだろうなぁ・・)
お兄さんがカタカタ打った内容がキーボードの小窓に表示され、
返事を打てばお兄さんの文章の後に表示されます。
そもそも銀行の窓口に行くことが滅多にないのですっかり忘れてました。
前にもこの銀行員さんに当たったことがあったのです。
そのときも「すばらしい」と感銘を受けたのに(^-^;
移民の多い国ですから、話せる人、聞こえる人であっても、
なまりがひどくて相互理解が難しいことも大いにあります。
何を言ってるのかわからんほどアクセントきつい人より
このように筆談できるほうが、なんぼありがたいか・・・。
しかもこれは私の狭い経験の範囲でのことですが
耳が聞こえない人って、表情がすごく豊かなんですよね。
コミュニケーションにボディランゲージ必須のゆえでしょうか。
銀行員のお兄さんも、笑顔を絶やさず、とってもいい感じの人で
気持ちよく用事を済ませることができました

ご両親ともろうあ者である友人に聞いた話があります。
「耳が聞こえない夫婦は向き合って顔を見ないとコミュニケーションができないから仲がいい。
聞こえる夫婦は向き合わなくなるのが問題のきっかけなんだ」
と、お父さんが話していたそうです。
10年以上前に聞いた話ですが、いまだに心に残っています。