今回は空港での忘れものについて書きます。
1つめは、アメリカ留学中の話。
当時は留学先の街から東京と名古屋への直行便

大学の休みに友人Sと同じ日に一時帰国したときのことです。
友人Sは東京行き、私は名古屋行き。
同じ日の出発なので共通の友人Bに空港までいっしょに送ってもらいました。
今では考えられないですが、当時のアメリカの空港のセキュリティは日本以上にユルユル。
誰でもゲートまで行けてしまうので、車を出してくれた友人Bも、いつもゲートまで見送ってくれていました。
この日は名古屋行きのほうが30分ほど早い出発だったため、
名古屋便の搭乗ゲートの目の前の椅子に3人並んで座って話していました。
搭乗の時間になり、SとBにばいばいして飛行機に乗り込み
自分の座席に座ったとたん、ハタ∑( ̄□ ̄;)と気づいたこと。
パスポートやお財布、帰りのチケットを入れた貴重品バッグはどこ


さっき座ってた椅子に置いて来た?!?!?!



もう真っ青



通路を一気に駆け抜けると、搭乗口の向こうでまだ同じ椅子に座って話しているSとBが見えました(笑)。
彼らの横の私が座っていた席には、私のバッグがちょこんと載ったまま

私の忘れものに気づかず話し込んでいる2人を尻目にがっとバッグをつかみ、
一言だけ説明してきびすを返し、飛行機に戻った私でありました(^▽^;
今考えても、これがかつてない、最大最悪の忘れものでしたわ

あのまま飛び立っていたらどうなっていたことやら




もうひとつは日本で仕事をしていた頃、お休みを取ってアメリカに遊びに行ったときの話です。
まずはシアトルで数日過ごし、次はポートランドへ発つため、友人の車に乗せてもらい、空港で落としてもらいました。
友人にありがとう&ばいばいし、デルタのカウンターへ向かうと、、、
ハタ!!!
な、ない・・・・・・

パスポート・お財布など入れた貴重品ポーチがない


(またかい!)
これも人生最大どきどきイベントのひとつでしたわ

とにかくまずは、予定の便に乗れないかもしれないことを考え、
公衆電話からフリーダイヤルのヘルプデスクにかけて事情を説明。
すると、この便に乗れなかったとしても、明日の便に乗れますよ。
との回答

とりあえずホッ

と言っても小銭すらないので電話もできないし

しょうがないのでデルタのお姉さんに頼んで電話を貸してもらいました(^-^;
送ってくれた本人はまだ帰ってなかったけど、奥さんが出て
「彼はついでにコスコに寄ってくるって言ってたけど、帰ってきたら伝えておくわね」
がーん



買い物に寄るってことは、もう今日の便に乗ることは絶望的ですな

と、ガックリしていると、なんと

さっきばいばいした友人が入り口から入ってくるではないですか!!!(*^○^*)
私が置いて来た荷物に気づいて引き返してくれたそうです。
感謝



さあ、ポーチを受け取ってチェックイン

荷物はもう締め切っちゃったから、このままゲートへ急いでください!
と言われ、そのまま猛ダッシュ



当時はセキュリティがまだユルかったのと
いつも機内持ち込み可の小さなスーツケースだけで旅行していたのでできた芸当です。
走りに走って、なんとか間に合ってよかったです

このどさくさに紛れて日本の保険証がなくなってしまい、帰国後に青くなったことは別の話。。
ヘルプデスクの番号などをメモってあった手帳に保険証をはさんでたので、バタバタしてたときになくしたものと思われる




こんな経験があるので、今や旅するときはしつこいほど貴重品バッグを確認するようになりました

そのくせ先日のようにお財布を落として来たりするのは相変わらずですが
