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好きになってもいいですか?

アラフィフシングルマザーの
誰にも言えない密かな想いや悩みや日常を綴っています。

復活して数週間。
以前は、平日は毎日私の仕事部屋で会っていたが…
それが週1〜2日に減った。
ところが…週末に隔週でホテルで会っていた回数は…毎週になっていた。
お互い…会わずにはいられない感じになってしまう。
しかし…ホテルでしか会えない状況に、私は寂しさと現実の立場を感じていた。
一度だけでも…一緒に外を歩きたい。

「桜…一緒に見たいなぁ…散歩がしたい…」

私は、ポツリと呟いた。

「……うん、俺も一緒に見たい…
一緒に見られる場所を探そう。」

その言葉に私は、驚いた。
一緒に外を歩く事を凄く警戒している彼だったから、まさかそんな事を言ってくれるとは思わなかった。

後日、私達は、知り合いに会う確率が低そうな場所を探した。

それは…私の母校(小学校)の桜並木。
私の母校の桜並木は、遊歩道にも接しているので学校に入らなくても見られる。
遊歩道に沿って桜並木が続いているのだ。
遊歩道だから車も通らないし、人も近所のおじいちゃん、おばあちゃん達しか通らない。

私達は、遊歩道の入口で待ち合わせをして…
そこから、桜並木を見て歩いた。
歩いている時、彼は私の手を握ってくれていた。
手を繋いで彼と外を歩く…ただ、それだけで嬉しくて顔がニヤけた。

私達は、桜並木を歩き、途中のベンチに座り桜を見ながら話しをした。

たった1時間ほどのデートだったけど…
凄く楽しかった。

もしかしたら、最初で最後のデートかもしれないから…最高の想い出としていつまでも心に刻んでおこうと思う。





本日2回目の投稿

以前の私の恋愛は…超自己中…相手が合わせてくれて当たり前…私の感情を全て受け止めて…だった。本当…自分本位の幼稚な思考回路だったのだ。

しかし…全てを受け止めてくれていた元旦那が天に旅立ち…一人で子供達を育てたり…色々経験して私は変わったと思う。

今の私は…
彼の事を「受け止めたい…癒してあげたい…安らげる場所になりたい…」なんて思っちゃってる…。
以前の私では考えられない…。

そんな風に感じていた時…
子供が見ていた「七つの大罪」のEDを聞いて…

「あー、こんな風に人を愛せたらなぁ〜」

って思った。
まあ…私には、まだまだ修行が必要ですが…。

【Beautiful 】

中略
いつも私を助けてくれる
強いあなただけれど
瞳の奥に ふと映る その不安から
あなたを守りたい
Beautiful
愛してる そばにいる いつまでも
守りたい その笑顔 忘れさせやしないから
燦燦とまぶしい この愛を 歌おう 讃えよう






夜の「おやすみ」ラインを廃止した。
彼の現状を十分理解しているが…
やっぱり寂しく思う。

しかし、朝のラインは、彼がやめたくないと言ってくれたので…それは、救いだ。
これで、朝のラインまで無くそうと言われたら…
かなり立ち直れないかも。
いつしか全てを無くさなくてはいけないのは理解しているが…気持ちがついていかない。

そんなある日、いつもは5時半ごろに「おはよう」ラインが入るのだが…その日は、無かった。
それだけで不安になる…。

いつもの時間に連絡がないと一気に不安になる。
朝の連絡も無くしたいのではないかと…
しかし…6時頃にラインが入り
「声が聞きたい」と言ってきた。
ラインで電話してと…。

文字のやり取りと違い…
やっぱり声が聞ける方が彼を近くに感じる。
声を聞いただけでさっきまでの不安が無くなり安心する。
彼は、仕事では結構素っ気ない話し方をする。
しかし…電話越しに聞こえてくる声は凄く優しくて心地よい。
彼の優しい声が、凄く好きだと思ってしまった。

その日から…
彼は、ほぼ毎朝電話をかけてくる様になった。


関係が復活した次の朝のNさんとのライン。

「おはよう。
昨日まで…もう会えないと思ったら辛すぎたのだけど…
会える事が分かると、死ぬほど辛くない…。
実際に会ってなくても…」

とNさん。

「おはよう。会わなくても大丈夫って事?」

「大丈夫かどうか分からないけど…
ものすごーく辛いわけじゃない…だって、昨日は辛くなかったから…
でもね…今のままだと、理性的に良くないのは確かなの」

「分かってる…でも友達だとしても?」

「こんなにピッタリ寄り添っている友達?
精神的には、恋人だよ。でも、今はそれでいいかなと思ってる。
どれぐらい時間がかかるか分からないけど…
少しずつなら恋人成分を減らせるかもしれないかなって思った。
書いていて悲しいのだけど…会えるし、ラインもするけど…全体的に減らすように頑張る。
最終的には、凄く大事な人で、いつでも連絡できるけど…まあ…連絡しないってなる。幸せに暮らしていてくれたらいいって思うように…」

「最終段階が見えてるのね…」

「今は、ちよに依存しているから…
その依存を無くそうと思う。依存は、良くないから…。でも…精神的に繋がっていると思うだけで安心する。」

「減らすって具体的には?」

「会う回数を減らすのと…
おやすみのラインを無くしてもいい?寝る時に子供が覗いてきたりして…寝る前は大変なんだ」

「じゃあ、朝も無くす?」

「朝は、無くしたくない」

っという事で…
全体的に会う回数と夜のラインを無くす事になった。
復活したけど…別れるため…
苦しくなく別れるための復活…
私達は、どこへ向かっているのだろう??


土曜日の朝…
Nさんから「間違えた」とラインが入った。

何を間違えたのか? 意味がわからない。
無視するべきか…
反応するべきか…
悩んだが…反応してしまった…。

「??」

ハテナを送った。
そうしたら…

「凄く我慢したのだけど…」

とNさん。

「何を?」

「ライン送るの…
自分でサヨナラ言っておいてこれだからね…
夢にまで出てくるし…
理性で感情に勝てるのかな?
ちよは、平気だった?」

「平気じゃないよ!
でも…忘れようと頑張っていた」

「忘れているのは、人と話している時だけだよ…
またすぐに思い出しちゃう…
何を決心したのか、よく分からなくなってくる…

…好きだよ」

「………うん」

「そんな事言われても困るよね…」

「Nさんは、どうしたいの?」

「今は…とにかく会いたい。
前に言ったけど…
ちよは、僕にとって特別な人だから」

「じゃあ…会う事にするの?」

「会いたい」

未来は無いはずなのに…
復活しても先が無いはずなのに…
今は…とにかく会いたいと…
私も思ってしまった…。