Nさんに惹かれる私がいたけど…
いたって平静を装い友達として話しをし、
近づいて来る時は、突き放していた。
そんなある日…
夕方仕事が終わる時間に彼が部屋に来て
真面目な顔で…
「ちよさんが好きなんだ」
と言った。
その後には…
「こんな気持ちになったのは大学の時以来だ」
と…。
「え?!奥さん居ますよね?
好きだから結婚したんじゃないの?」
私は、疑問に思って聞いた。
彼は、困った様な顔をして…
「それは…好きと言うよりも…結婚を考えた時期と奥さんの条件が合ったから…」
年齢的に結婚しようと思った時に、付き合っていたのが今の奥さんで、生活能力など自分とは違う奥さんと結婚しようと思ったそうだ。それに、いつまでも大学の彼女を引きずっていても仕方ないと思い結婚を決めたらしい。
「もう、(奥さんとは)無理…だと思う」
という彼。
「(好きと)言うのはやめようと思ったけど…
どうしても、伝えたくなった。
伝えたら(自分が)どうなるか…分かってるけど…
自分で考えて決めた事だから…」
この時の私は、不倫はしたくないという考えがあったのに…
そんなに私を想ってくれるのか?!
って気持ちが傾いてしまった…。
しかし…
「いきなり言われても…」
と返事しをして
彼も…
「そうだよね…ごめんね」
と言ってた、その日は別れた。