今回は明治大学の箱根駅伝の振り返りを行っていきたいと思います。前回11位と惜しくもシードを逃しましたが、今シーズンは手嶋、鈴木のダブルエースを中心にチームをしっかり立て直し、箱根予選でトップ通過を果たすと、その2週間後の全日本でも7区まで4位につけ最終的にも7位でシードを獲得しました。箱根では他大学に主力の不調や怪我などが多かった中でベストな布陣を組むことが出来ておりシード獲得だけでなく上位進出も期待されたのですが、序盤から流れに乗り切れずまさかの総合14位に終わり2年連続でシード権を逃す形になりました。早稲田と明治はシードは確実に取ってくると思っていたのでかなり衝撃でしたね。結果は以下の通りです。
1区:手嶋(4)区間13位 1時間2分13秒
2区:鈴木(4)区間16位 1時間9分11秒
3区:児玉(2)区間14位 1時間3分39秒
4区:小澤(3)区間7位 1時間2分23秒
5区:下條(3)区間18位 1時間14分54秒
6区:杉本(3)区間12位 59分28秒
7区:富田(3)区間2位 1時間3分2秒
8区:櫛田(3)区間11位 1時間6分1秒
9区:加藤(3)区間11位 1時間10分26秒
10区:橋本(4)区間4位 1時間9分11秒
1区は手嶋。全日本に引き続き1区を任されたチームのダブルエースの1人。箱根でも流れを作る走りが期待されましたが調子が上がり切っていなかったということでハイペースに対応しきれず区間13位となってしまいました。2区は鈴木。エースとして、キャプテンとして満を持しての2区起用でしたが区間16位ということで非常に苦しい結果となってしまいました。1,2区でダブルエースを使って出遅れてしまったのは痛かったですね。3区は児玉。児玉も全日本では2区2位の好走を見せた選手ですが、序盤の苦しい流れを変えることが出来ず区間14位に終わってしまいました。ただ、まだ2年生なのでこの経験を生かして来年度以降エース格の選手になっていってほしいです。4区は小澤。今シーズン飛躍を遂げた3年生がここでチームの流れを変えます。16位で襷を受けると14位に順位を押し上げ、さらに個人としても区間7位の記録をマークし前との差も詰めて5区に襷をつなぎました。来年度はキャプテンも務めるということでチームを3年ぶりのシードに導いて欲しいです。5区は下條。激坂王で好走を見せ一躍5区候補に名乗りを上げた選手。2年連続で5区を走っていた鈴木を2区に回せたのもこの下條の存在があったからでしょう。しかし序盤は好調な走りを見せるも登りに入ってから徐々に苦しい走りになっていってしまい最終的には区間18位で順位を3つ落とし17位でのフィニッシュとなりました。まさか明治が往路でシード権から大幅に遅れる結果になるとは思いませんでしたね。
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6区は杉本。今シーズンは10000mで28分台を出し飛躍を遂げた選手。復路にも実力者が揃っていたのでまずは6区から挽回していきたい中で区間12位とまずまずの走りを見せてくれました。7区は富田。ここまで駅伝では思うような結果が残せていなかった富田が序盤から区間賞争いを演じて区間2位の快走を見せてチームの流れを変えました。ダブルエースが抜ける来年度はエース格としての走りが期待されます。8区は櫛田。全日本を欠場するも箱根には間に合わせ3年連続の出走となった櫛田。しかし区間11位と櫛田の力を考えるとやや物足りない結果だったか。9区は加藤。これまで2年連続で2区を走ってきた選手で今シーズンも箱根予選でもチームトップを勝ち取るなどまずまずの調子できていましたが、鈴木が2区を走れる目処が立ったことで2区の裏返しで復路のエース区間でもある9区を走ることに。しかし加藤も櫛田と同様区間12位とやや物足りない結果に。しかし、来年度明治が復活するためには3年連続で箱根を経験している2人の存在は不可欠だと思います。10区は橋本。高校時代5000mは15分台、一般入試で明治に入った選手が4年間でコツコツと力をつけ最終学年で飛躍。箱根予選で好走を見せると、全日本でも7区で4位の走りを見せ迎えた箱根は10区。区間4位の快走でチームの順位を1つ上げ14位でのフィニッシュとなりました。
MVP:富田
MVPには7区で快走を見せた富田を挙げたいと思います。今回の走りで駅伝に対する苦手意識は払しょく出来たと思うので来年はチームを引っ張っていく存在になっていってほしいです。