今回は箱根駅伝の振り返りから一旦話題を変えて、都大路常連校で今回の箱根駅伝にも4人のOBがエントリーしそのうち2人が出走した國學院久我山高校についてOBである私の目線で書いていきたいと思います。先日はあのイチローさんが野球部を訪れたことでも話題になりましたね。今回は部活動・学習指導形態・進路の3点に分けて書いていきたいと思います。

部活動  

 まずは何といっても部活動ですよね。サッカー部、野球部、ラグビー部、バスケ部、陸上部長距離の5つの部活が東京都でトップクラスの力を誇り全国大会にもたびたび出場しています。これだけの部活が全国大会に出場しているとなると練習環境は非常に充実していると思っている方も多いと思いますが、サッカー部と野球部は同じグラウンドを半分に分けて使用しており、校内に陸上部用の陸上競技場は存在しません。他の全国大会に出場している高校と比較した時にこの環境は恵まれていると言えるものではないでしょう。限られた場所、時間の中で東京都大会を勝ち抜き全国大会に進んでいるのは本当に凄いなと思います。ちなみに國學院久我山=部活動が強いということで、あらゆる部活において都大会などで好成績を挙げていると思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、弱小クラブもちゃんと存在します笑。

 

学習指導形態   

 國學院久我山は中高一貫校で中学入試で入ってくる人と、高校入試で入ってくる人が共に存在します。(中学から在籍している生徒と高校から在籍している生徒でクラスが分かれます。)中学入試でも成績優秀クラスのST組と成績普通クラスの一般組の試験がそれぞれ存在し、入学後も別々のクラスで授業を行い、進度も大きく異なります。ただし成績によっては途中で一般クラスからSTクラスへと上がることも可能ですし、逆にSTクラスから一般クラスに落ちてしまう可能性もあります。高校入試で入ってくる人は入試を受ける時点で理系・文系を選択して入学後は理系・文系それぞれ別々のクラスで授業を行います。またその2クラスとは別にスポーツ推薦クラス(全員一律文系)が存在します。

 

進路  

 ほとんどの人が最終的には大学へと進学します。推薦入試で大学に進む人が全体の1割5分程度、その他の人は一般入試で大学合格を目指します。1学年400人ほどが在籍する中、都内の大学ですと東京大学合格者は年に1~2人、一橋大学・東京工業大学には10人前後、早慶上理には60人程度、GMARCHには100人程度が進学します。

 

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