2020年4月
乳癌に伴う乳房の全摘出術。
このとき、リンパへの転移がなければ
乳房再建の第一歩。エキスパンダー挿入を同時に手術!
リンパへの転移は無かったので、無事に同時手術ができました。
一次二期再建になります。
毎月、形成外科を受診しエキスパンダーを徐々に膨らませていきました
挿入したのは下の5番。
のようなタイプのものだそうです。
尻尾みたいになっている先の部分(ポート)に、針を刺し生理食塩水を入れて膨らませていきました。
7月の受診日。
先生
「おかしい。手応えが。もれてる?」
不穏な言葉しか聞こえない
先生からの説明によると
・針がポートに当たった感じはある。
・でも、液体が入っている感じがない。
・周りにもれてる感じになってる。
この時は漏れてる可能性があるので様子をみて
2週間後に再受診になりました。
次も、この時と同じくポートから注水できませんでした
先生
「原因を調べたいので、CT撮影をしてもらいたいです。いいですか?今日、時間大丈夫ですか?」
私
「わかりました。」
ト、イウコトデ。
CT撮影です
結果
あの、しっぽみたなところがねじれて
ポートの向きが下になってました!!!!
先生
「ポート、斜め下向きかな?なんでだ?」
私
「なんででしょう?」
先生
「激しい運動、した?」
私
「してません。」
先生
「うーん。下からの針を刺すには、長さが必要なの。その場合、この太さの針になる。でも、このポートにこの針は太すぎるから使えないの。」
今まで、脇腹の少し上にいたポート。
くるりと、向きを変えて下向。
横からなら距離が短かったけど、ポートにまっすぐ針をさすには斜め方向&距離がありすぎて刺せる針がない。
ドウイウコト〜?
結論
このままでは、エキスパンダーを膨らませない。
でも、もしかしたら、ポートの方向が元に戻るかもしれない。
そうしたら再開できる。
私
「もし、元にもどらなかったら?」
先生
「再建をするなら、エキスパンダーを入れ直し。再建しないなら、エキスパンダーを取り出す。どちらにせよ再手術です。」
私
「再手術。」
先生
「もとに戻る可能性もあるので、次また2週間後に来てください。」
私
「わかりました」
すごく、ショックを受けた記憶はある。
このときは、それ以上何も考えられませんでした。