火花やフライングなどを駆使した派手なライブ演出で知られるジャニーズ事務所が、4月からは節電ライブを行う。

 電力事情によっては4月以降もライブ開催を自粛する可能性はあるが、事務所関係者は「開催を前提に、節電型の内容に練り直している」と明かした。通常は1公演に3000キロワット程度の電力を消費するというが、「300キロワットでもライブはできる」と、10分の1に絞る方針だという。

 震災以降、計6アーティストの18公演が中止され、NEWSの山下智久(25)の台湾2公演も延期となった。4月も1~3日に山下の大阪城ホール公演、2・3日のタッキー&翼の横浜アリーナ公演などが控える。「タレントの元気な声が聞きたい、という声が届いているのも事実。大がかりな演出は控えつつ、被災地にメッセージを送れるようなライブができれば」と関係者は言う。

 この日、同事務所が被災地に提供する救援物資の輸送作業が都内で行われた。タッキー&翼の2人と中山優馬(17)が立ち会って物資を実際に積み込み、運転手に「よろしくお願いします」と頭を下げた。

 同事務所では3月中のライブ用に契約していた大型トラック5台と電源車2台、軽油2000リットルを救援活動用に提供しており、滝沢は「今できることをすべてやっていきたい」と話す。

 節電ライブについて今井翼(29)は「電力状況に見合う中で、開催できるなら派手な演出ではなく気持ちで表現したい。被災地の方々に希望を持ってもらえるよう、明るいメッセージを届けたい」。大阪出身で阪神・淡路大震災で祖父宅が倒壊した経験がある中山も、「あきらめないでほしいと伝えたい」と今後の活動に意欲をみせた。

 被災地に勇気を届けるジャニーズの新たなライブが見られそうだ


-サンスポ-