今日は七夕。
昔はよく天の川がみえましたが、最近ではなかなか見れなくなってきました。
最後に天の川を見たのは、8年前に実家に帰省した時。
夜中、月明かりで部屋が明るくて目が覚め、外にでてみると空一面の星。
凛と透き通った空気と天の川、月明かりの明るさでとても幻想的でした。
あまりのもキレイだったので、寝ている娘も無理やり起こして、天の川をみせました。
朝おきると、祖母が亡くなったと連絡がはいりました。
祖母は老衰で大往生だったのですが、晩年耳が聞こえなくなり、
あまり会話ができなくなっていたのですが、不思議と娘とだけは会話ができ、
2人で秘密の話をよくしていました。
祖母は天の川をわたっては祖父のもとへ旅立ったんだと思います。
あの美しい光景は、最後に祖母が会いに来てくれたんだと思っています。
このぬいぐるみは、祖母が娘に作ってくれたものです。
まだ幼かった娘には祖母と過ごした記憶があまりありませんが、
このぬいぐるみをくれた時のことは鮮明に覚えているようで、宝物です。