嵯峨・嵐山、手話で観光ガイド ボランティア養成へ講座 | ちょこボラ!しよう

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 手話通訳者の養成などを進める社会福祉法人「全国手話研修センター」(京都市右京区)が、地元の嵯峨・嵐山一帯の観光名所を手話でガイドするボランティアの養成を進めている。10月下旬に講座を終え、受講者にはセンターに登録してもらって組織化を目指す。同センターは「手話の観光案内組織ができれば全国でも珍しいのでは」としている。

 同センターには、研修や教材作成などのため耳の不自由な人が大勢訪れる。来訪に合わせて周辺の観光を希望し、手話のガイドをセンターに依頼する例もあったことから、養成を企画した。

 講座は9月1日から週1回ペースで開き、地元の商店主や主婦ら約40人が参加している。手話の基礎は習得済みの人が多いため、実地研修に力点を置く。地元の天龍寺や清凉寺に出かけて観光案内のプロから見どころのポイントなどを学習。参加者は、固有名詞や専門用語を表現するのが難しいといい、メモを取って熱心に説明を聞いている。

 10月20日まで計8回開いた後は、修了者を対象に登録を募り、聴覚障害者からガイドの依頼があれば、センターが登録者を紹介する計画。講座は今後も開くことにしている。

 参加者の1人で、嵐山の飲食店でパート勤務する主婦藤田和美さん(34)は「地域の魅力を知ってもらう手助けができれば」と張り切る。同センターの高田英一常務理事は「地域全体のバリアフリーを目指したい。単なる案内を超えて、手話による交流が広がれば」と期待する。(京都新聞 - 9月27日15時10分更新)