【金沢旅行記その五】金沢の粋なお店たち2 | Choco♪@タイ・バンコク在住 ベリーダンス・日本語教師・フリーライター 「笑顔は人を幸せにする」

Choco♪@タイ・バンコク在住 ベリーダンス・日本語教師・フリーライター 「笑顔は人を幸せにする」

Belly danceとDolphin swimmingと旅を愛し、日本語教師・Bellydancer・フリーライター、2012年8月よりThailandのBangkok在住・Choco(しょうこ)のつれづれ記です♪

さて、粋なお店めぐりはまだまだ続きますグッド!


その3、飲み屋ビール


友だちが


「今日は行きつけの飲み屋で

そばの会があるから行こうべーっだ!


ということで、行きつけの飲み屋へ。

すると店は長細ーいカウンターのみで、

店奥に行くのに1人1人に少し中腰になってもらわなあかんほどの狭さ。


収容人数10人程度の店内は満席で、

狭いカウンター内には3人のおっちゃんが…
なんでも今日は店のマスターの友だちのおっちゃんの

趣味のそば打ちを披露する会らしい…

アットホーム・・・ステキウサギラブラブ

一枚の大きなザルにあげられたそばや天ぷらが、

そば(冷)→温→冷→天ぷら→温…

というように次々にカウンター内から出てきて、

カウンターを右から左へ取っては隣の人へ回していく…リサイクル


おなかがいっぱいになっても容赦なく回ってくる。

しかも私たち3人はカウンターの左端やったので、

全部さらえなければならないようなプレッシャーと満腹感に苦しむガーン


そんなかんじで胃がはちきれんばかりに食べて飲んで、

お値段わずか1500~2000円がま口財布キラキラ



地場のそば粉を使った茹でたてのそばは絶品で、

そば湯がまためちゃまったり甘くておいしくて最高ラブラブ!


おいしいというみんなの顔を見て、

そばを打ったおっちゃんもうれしそうニコニコ


初めて顔を合わせるもの同士がほとんどで

いろんな年齢層の人が集まる店内やのに、

ひとつのお皿を分け合い、みんなで感想を言い合って和気あいあい音譜


今まで食べたそばの中で、

一番心に残るそばでしたウサギドキドキ

踊ってもぐって空飛んで・・・Choco♪の「日々是好日」

さて、続いて最終日に行った珈琲屋コーヒー


喫茶店ではなく珈琲屋らしい。


「この店開いてんの初めて見た、

 行こグッド!



と珈琲好きの友だちが入っていった…あし

すると入るなりマスターが、


「うちは珈琲しか出さないけどいいの?

イヤなら余所へ行きなパー


入るなりそれかーいショック!


帰ろうかと思いきや、友だちが

「はい、いいですかお

っちゅーことで一杯飲んでくことに…コーヒー


しかしこの店にはメニューはなく、

「どんなのが好きなの?」

マスター曰わく、

同じ豆でもその日の気温、湿度、淹れ方で

珈琲は変わるので、同じ珈琲は2度とは作れないそうな。


とりあえず酸味が少なくコクのあるのを作ってもらうことに。
さすがこだわってるだけあって、

珈琲が出来るまでに30分ほどかかり、

その間、マスターはなぜここで珈琲屋を営むに至ったか

という今までの人生を語る腕時計

サラリーマンメガネ→喫茶店のバイト食パン→ジプシー(つまりホームレス)ナゾの人→海外飛行機→喫茶店自転車→珈琲屋コーヒー

やったかなぁ…
離婚した話やら慰謝料はどうしただのまで聞かせてくれ、

なぜかジャズシンガー綾戸智●の人生にまで話が及ぶ。

そうこうしてたら珈琲ができた

マスターの珈琲への熱い思いを聞いたので、

かなりハードルの上がった珈琲でしたが…

確かにおいしいウサギひらめき電球

珈琲ってこんなに味がするものなんやキラキラって驚き目
クセがなくすっと受け入れられるけど、

後味にしっかりとコクが感じられる…

その後、話はマスターの人生論に移り、

うんうんと聞いてて、ふと横を見ると

金沢在住の友だちが泣いていたしょぼん

滞在時間一時間弱。
珈琲一杯五百円。


その一時間も一杯の珈琲も、

いまだかつて感じたことのないほど濃厚でした。