罹災(りさい)証明書を偽造したとして、熊本県警は1日、同県和水町高野、無職、毛利和章容疑者(60)を有印公文書偽造・同行使と詐欺未遂の疑いで逮捕しました。
県警によると、熊本地震で証明書を偽造した疑いで刑事事件化したのは初めてです。

逮捕容疑は5月23日、熊本県山鹿市の医療機関を受診した際に偽造した証明書を提示して、診療費約2000円の支払いを免れようとしました。
県警によると、毛利容疑者の自宅について、町は「一部損壊」とする証明書を発行。
同容疑者は証明書の「その他」の欄に「納屋 大規模半壊」と書き加えた。
毛利容疑者は容疑を否認している。
厚生労働省によると、自宅が全壊、半壊、大規模半壊した被災者は医療費が免除か猶予されるが、一部損壊の場合はこうした特例が適用されない。
