せんせーとの思い出 -37ページ目

せんせーとの思い出

大好きだった先生との回想録です

急に先生に呼び出された私。

未だ先生に呼び出されると、また怒られるんじゃないかと不安になってしまう。


でも近づいてみると、今日は先生はお酒が入ってて機嫌が好さそう。

まぁ、怒られることはないかな・・・????


わたし「なんですか???」

せんせー「おぉ~、お前に言っておくことがある。

    前から思ってたんだが、お前このチームで浮いてるぞ。」


                   

         はて?


先生が何を言っているのかが分からない。

私が浮いてる・・・????

自分で言うのはなんですが、少なくとも同学年の中で部員の輪の真ん中にいたのは私です。

仲間外れにされるなんてこともないし、

私が浮いてるなんて、有り得ない

何言ってんだ、この人。


そんな気持ちがきっと顔に出てたんでしょうね。

先生は私が腑に落ちていないことを気づいたようです。


せんせー「意味が分かってないみたいだな。

   湘北テニス部っていうのはなー、泥臭い部活なんだよ。お前も一年以上いるんだからそれはわかるよな?」

わたし「はい・・・」

せんせー「あのなー、お前だけまだ泥にまみれてない。俺はそれが気に入らない。」


そこまで言われても、私はその言葉の意味が分かっていませんでした。

ただただ、ショックでした。



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今なら先生が言っていたことが理解できます。

私はそれまでの人生、勉強にしろスポーツにしろ、苦労したり挫折したりした経験はあまりありませんでした。

そのことが次第に、「努力しなくても周りよりできる自分」が好きになることにつながっていったんですね。

それは今でもそう。

私は努力をしているところを人に見られるのが嫌いです。

先生はそんな私の振る舞いが気に入らなかったんだと思います。


当時は自分がそういう傾向にあること自体、気づいていなかったんです。

バカな私は、「浮いている」という表現にショックを受けつつも、

「私だけ泥にまみれてない」ってことは、先生は私だけみんなと違う目でみてるんじゃないか、なんて勘違いしてしまっていました汗



余談ですが・・・・

今年でこの出来事から11年たちました。

ある人に「お前って泥臭く頑張れない人間だよな」と先生が言っていたことと同じようなことを言われ、驚きました。

人間って、なかなか変わらないんだな~ってしみじみ感じました。





まだ、若干続きます。







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