現在、中学生の頃を思い出すと自分にとって(都合の)いい思い出ばかりがよみがえってきます。
でも実際には中学二年の後半は、私にとってすごくつらい時期でした。
それまであまり苦労も挫折もせずに育ってきた私が、毎日をどう過ごしていいかわからないほど悩んだ時期です。
そのきっかけとなるのがこの出来事でした。
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確か中二の夏ぐらいだったと思う。
いやな噂を耳にするようになった。
先生の奥さんが妊娠した。
そんな噂。
結婚して1~2年なんだから、おかしいことじゃない。
でも、先生、奥さんとうまくいってないんじゃなかったの?どういうことなの?
先生の奥さんは、中学の校区内の小学校の先生でした。
つまり同じ中学に通う子の弟や妹がその教え子である可能性もあり、
「単なるうわさ」として片づけるには信憑性もありすぎる。
私が真相を知るには、先生に直接聞くしか手段はありません。
でも、当時の私にそんな勇気などあるはずもなく。。。。![]()
悶々としながら部活での先生を何か言いたげな目で見つめることしかできませんでした。
(↑もちろん、先生がそれに気付くはずもないですが)
このとき、私は同じ夢を何度もみました。
病院らしき建物内で、先生の奥さんが大きなおなかを愛しそうに撫でながら廊下を歩いている。
そしておおきな窓から光が差し込んでいる階段を降りようとする。
その瞬間、何者かが両手でその背中を押す―――
そこでいつも目が覚めるのです。
きっと、心の奥底に潜んでいた私の欲求なんだと思います。
――二人一緒にいなくなればいいのに―――
そしてこの夢を見た後には自己嫌悪に陥って、どんな顔をして先生に会っていいのかわからない。
いろんなこと考えすぎちゃって、頭の中がまっ黒でした。
中学生だった私に、「子供を作る方法」のある程度の知識はあっても、
具体的にイメージするだけの経験もありません。
家庭での先生を想像するだけでたまらない気持になりました。