1か月ほどまえに運転免許の更新のお知らせはがきが届いていた。
え？もう？
この間更新した気がするよ？
そう、なんでもかんでもちょっと前のこと
に思えるのは、まちがいなくワタシが
ほどよいお年頃だからである。
まぁワタシの記憶など信頼にまったく値しないので、お知らせが来たならばはいはい仰せの通りに・・といそいそと地元の警察署に向かった。
こういうところは素直でおりこうさんなワタシ。
地元の警察署、というところでお気づきの方もいらっしゃると思うが、
ワタクシ、こう見えてゴールド免許保持者なのであ～る。
なぜならば・・
全然運転しないから～（笑）(*´ω｀)
もはや免許証は、ワタシにとって写真付きの身分証明書、という意味でしかない。
ちょっと駐車違反して罰金になってへこんでいる友人に向けて
「あたし、ゴールドだも～ん！」
と免許証を水戸黄門の印籠ばりに突き出して
ただマウントをとる、という楽しみのために更新しているのでは・・
という黒い疑惑も持たれている始末。(´-ω-`)
まぁ目的や趣旨はそんな感じだが（なのか！！）
とりあえず警察署に到着。
警察署の駐輪所に自転車を止めるだけなのに、なんでか
「私なにもしてませんから！怪しいものではありませんからっ！」という雰囲気を漂わせようとしてしまうのは一体なぜ・・・(;´･ω･)
なにか心にやましいところがあるのか自分。
このへんの深層心理は突き詰めると闇が待っていそうなので、華麗にスルーする。（笑）
毎度思うが、免許更新に来ると、そのあたりにいるおっさんもおばちゃんも若者も、みんな誕生月が近いのかな～星座はいっしょかな～なんだか親近感湧いちゃうわ～なんて一人でニマニマしてしまう。
人類みな兄弟。たぶんそのあたりにいる人は似てる人（雑すぎ）。
今回もそんなことを思いながら手続きを進める。
書類記入もさくさくっと済ませ、申請料を払い、視力検査もオッケー。
相変わらず遠くはよく見える。
そして、いよいよ懸案の写真撮影。
あ。
ここでワタシは重大なことを忘れていたことを思い出した。
そう、前回の免許証の写真が、自分的にあまりにあまりな出来ばえだったことを・・。(´-ω-`)
自分ではあるが、たしかに自分ではあるが、
いやいやどうしてこうなった？
と免許証に向かってその経緯を深く問いたくなるぐらいの出来ばえだったのである。
結果、身分証として提示しなくてはならぬ時にはまるでニセモノ警官がニセモノ警察手帳を懐からちらっと見せてすぐしまう、みたいな感じで
（たとえがわかりにくいわ！）、見せていた。
身分証なのに、なにやら漂うあやしいニセモノ感・・。
いや、けっして怪しいモノでは・・・（笑）
だからそのとき、次回の免許更新からは「写真の持ち込み」にしようと強く心に誓ったのであるっ！！ふんぬっ！！
そう、街によくある証明写真で、美白やらいろいろしてもらって、それを持ち込めば、一発勝負の写真よりもマシな出来ばえになるに違いない！と思ったのである。
そう、思ったのである！！
・・のに。
すっかり忘れておった。(´-ω-`)
でも冷静に考えれば、あんまりモリモリな感じで実体とかけ離れていくと、
実際に免許証提示、という時に
「ん？ほんとにこの人？」的な視線にさらされるのもなかなかにツライ。
二度見、三度見とかされちゃったら、ほんとにいたたまれない。
ほんの出来心なんです！！とか弁解しちゃいそうな気もする。
いやしかし。
シミやしわやその他もろもろ、あってはならぬものを隠してくれるなら、そんな視線なぞ跳ね飛ばしてくれるわ！！と鼻息荒く申す黒chocochoco。
いや、でも、やっぱりあんまりなのは恥ずかしい思いをするはずよ！
ありのままのあなたがいいはずよ！とアナ雪理論で攻める白chocochoco。
そして現実のChocochocoは
「まぁもうここまで来ちゃったから今回は仕方ないじゃん」
ということで、そのまま写真撮影に突入。
いつだって勢いだけで生きているワタシに黒も白もなかった（笑）
写真撮影のところには小さな鏡が置いてあって、係のおじさんが
「そこでマスクをはずして、いろいろ整えていただいて、ご用意ができたらお声をかけてくださいね～」
と優しく言ってくれた。
しかし、持ち込み写真のことを失念していたことで動揺し、
もはや手負いの熊状態になっていたワタシは、ささっと前髪を直しただけで
「はい！用意できました！」とおじさんに声をかけたところ、
「えっ！はやっ！！」(; ･`д･´)
と、素の声で驚かれてしまった・・(´-ω-`)
さらに「本当にいいんですか？」と聞かれ、
「え、いや、まずいですか？」と思わず聞き返して笑われる始末。
もはや「大丈夫です！キレイなんで！」と居直るワタシ・・。
後ろで並んでいたおばちゃんも爆笑してた。
きっと、撮影までの身だしなみを整える時間としては、歴代1位の好タイムを叩き出したに違いない。
いや～いろんな意味で拍手。
そんなこんなで、このあとビデオ講習を受けて、受け取った免許証は
予想通りの映りの自分が写っておったことは言うまでもなく。
しかも爆笑したあとだったので、なんとなく鼻の下がゆるみぎみの薄笑いに近くなっていた・・・いいのかこれで。
まぁでも前回よりも明るい色のセーターを着ていったことで、少し顔写りが明るかったので、それでよいことにした。
次回こそ！次回こそ！！持ち込みするぞ！！
・・うん、またきっと忘れるけど（笑）
「忘れるです。絶対忘れるです」
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