大晦日です。
いよいよ2020年もラストとなりましたが、みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。
ワタシの12月はあまりにも不測の事態が起きまくりまして、ブログの更新も滞っておりました。え?いつものこと?
あ、そか。そだな。
でも最後のシメはちゃんとしようとするワタシってほんとにエライ。
お鍋もシメをラーメンにするか、雑炊にするか、うどんにするか、それが大事(笑) ムッチャ大事。
12月は、ムスメが喘息の発作がとにかくこじらせまくって、仕事も長期で休まなくてはならぬほどの咳発作。
ほんとに大変だった~。
こんなに喘息で長期間苦しんだのははじめて。
今は咳はようやくおさまって、原因不明のこれまたヒドイ頭痛が残っているのでそれさえ治れば、ようやく全快となるのだが、なかなかそれがしつこい。
5回かき回したくらいの納豆の粘度なみにしつこい。
いろんな不調は2020年に置いて、2021年スタートしたいねぇ。
ワタシの2020年。
夏のある夕方。
大好きな父が突然天国に逝ってしまい、いまだあまり実感がないままに過ごしている。父の日にお花を持って行ってきれいだねぇ!と話したのが最後になってしまった。そのあと父の姿を見たのは運ばれた病院の霊安室。
スリムなムスコの薄い胸を借りて泣いた。
もういない。
話もできない。
つまんないこと言って笑うこともできない。
お酒を一緒に飲むこともできない。
そんな現実から目を背けているけれど、お仏壇の前に置かれたメガネを見るたびに父の不在をつきつけられるような気持ちになってムネが詰まるが、でもきっと月日が助けてくれるのだと思う。
慌てて無理に忘れることはないのだと、今は思ってる。
ワタシがしょうもないことを言って、「おまえはしょうがないなぁ」って顔をして笑う父が好きだった。
その顔が見たくて、わざとしょうもないことを言ったりした。
いつでも、いくつになっても、幼い頃にしたのと同じように、頭をポンポンとなでてくれる大きな手が好きだった。
ワタシ、もう50過ぎてるんだよ、と笑いながら涙が出そうになる。
いろんな思い出が時々怒涛のように押し寄せてきて、感情をコントロールするのが大変な時もあるけれど、そうやって思い出していくことが父の供養になるのだと信じて、ゆっくりと父を送っていきたいと思う大晦日。
チョコはちょっと歳をとったね、という感じがあって、よく寝ている。でも相変わらずパピーみたいに落ち着きなく元気にしてくれていることが嬉しい。
犬が苦手だった父が、最後はお膝にのせて寝かせていたぐらい、父を懐かせた(笑)チョコ。
時々何も見えない空間に向かって、くぅーんと切なげに鳴いたりする時があって、そんなときは「お父さん来てるの?」と聞くと、ワタシをじっと見たりする。
なにか感じているのかな。
よろしく伝えてね。
そんないろんなことがあった2020年がもうすぐ終わる。
コロナが世界を変えてしまったけど、でもワタシたちは生きている。前を向いて生きていこう。
めずらしく真面目なチョコブログ、これにておしまい!
また来年も、どうぞごひきに~!
良い年をお迎えくださいね!