夕方、散歩から帰ってきて、脚を拭いていたりしたら、なんかいきなりチョコが吠え出した。
チョコさん、お散歩行ってきたんだから、その後すぐに吠えるとはなにごとよ!!
と軽くたしなめようとしたワタシの耳に
聞きなれない音が入ってきた。
ぶーーーーーーーーーーーーーーん
ぶぶぶぶぶーーーーーん
…えっと、これは・・・
たぶん、蚊じゃない。
ぷぅぅぅぅぅぅーーーーーんじゃないもん。
そしてハエでもない。
ハエよりはるかに羽音が大きくて、やる気に満ちている。
えええええ。
もしや!!
ハチ~ッッ!!!!!!!!
いや犬ではなく、飛ぶやつ。
しかもすっごく大きい。こんなサイズ、肉眼で見たことないぞ。
どうしよう。
まずはこの無謀にも戦闘態勢で吠えまくっている犬をなんとかせねば。
とりあえずチョコだけ隔離する。(本人すごく不本意)
さて、どうしよう。
ぶーーーーーーーーーーーん!!!!!
ハチは元気に部屋を飛び回る。
そうだ、ワタシは家電とさえ会話をする女。
「ねぇ出て行ってもらえません?」
とりあえずは説得を試みる。
ぶーーーーーーーーーん!!!!
あ、ムシか、ムシすんのか。虫だけに。
うーん、どうしよう。
とりあえず説得を続ける。
「ワタシとしてもね~殺虫剤みたいなものを使うのは忍びないと言いますか・・いやそれをかけたら、突然コーフンしてワタシを攻撃したりするんじゃないかと思うとそれもイヤだし、いやいやこのままそっとその窓から出て行ってくれたら、お互いにハッピーなんじゃないかと思ったりするのよね」(原文ママ)
すると、なんということでしょう!!
する~っと窓から出て行ってくれたではありませんか!!(BGMはアレでお願いします)
いやいや、すごい!!!
ハチを説得するステキなおくさま。
たまたま窓の外に気が向いたから出て行った、とは決して言わない。
そんなわけで、ハチ騒動はおわり。
しかしどこから入ってきたんだろう、あんなに大きなハチ。
そこから犯人さがしがはじまったが、誰もが「わたしではない」と強く主張するので
それ以上進まず。
洗濯ものも外に干してなかったしなぁ。
まぁ次にそのような機会があったら(いやないほうがいいけど)
さらに高度な会話を試みてみようと思うワタシなのであった。
「アタシが退治してやったです!!」
‥そ、そうね(笑)