平安時代から続く素晴らしい伝統文化

こんばんは。

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千葉県松戸市の

RIE着物教室の

りえです✨

今日は、How to wear a 12-layer robe十二単着つけの実演を見に、東京国立博物館へ行きました。

開場前から大行列で、海外からの方も沢山いらっしゃいました。日本人でも、なかなか十二単の着付けを見る機会はありませんよね。

今回は、着付け教室の院長先生によるデモンストレーションでした。

十二単（じゅうにひとえ）は、平安時代の10世紀から始まる女性用の装束です。

重量は15キロ程度にもなるそう。

十二単と言いますが、12枚重ねているわけではありません。

十二単は俗称で、単(ひとえ)の上に数多くの袿（うちき）をかさね着した姿をさす名です。

十二単は複数の衣を重ねることが基本で、その色の組み合わせ、あるいは袷の衣服の表地と裏地の色の組み合わせをかさねと呼び、季節感を取り入れたり、その方に合わせた組み合わせになっています。

着付けには、2本の紅白の紐を使い、1本ずつ引き抜きながら着付けていきます。最終的には紐がない状態で固定されます。着付ける人を衣紋者と呼び、前の衣紋者と後ろの衣紋者で着付けていきます。御方様に息がかからないよう、前の衣紋者はずっと低姿勢で着付けます。

皇室のご即位やご成婚の儀式だけでなく、最近は一般の方でも十二単で結婚式をあげる人が増えているそうです。

ハッと息を呑むほどに美しい十二単で、着物の色には季節感や意味があり、色を重ねる事で生まれる繊細な美しさに感動しました✨

日本には平安時代からそんな技術や美的感覚があったなんて、本当に驚きです。

日本の伝統文化の素晴らしさを再確認し、それを次世代に継承する必要性も実感しました。

普段から着物に慣れ親しみ、日本の四季や、行事を楽しんで日常に取り入れる事で子供達にも自然と伝わっていくんじゃないかな、と思います。

ご実家のタンスには、あなたが着てくれるのを待っている日本の素晴らしい伝統文化、着物が、眠っているかもしれません

着物を着ると、楽しい

そんな風に思ってくれる方が増えると嬉しいな。

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