昨日は 会社の機器にトラブルがあって 全然仕事が進みませんでした(TT)


もう諦めて 早々帰り DVD鑑賞~(*^^*)


『トガニ 幼き瞳の告発』






韓国で実際に起きた聴覚障害者学校での性的虐待の告発事件を扱った映画で

すんごく重たい内容しょぼん


先生達が長年にわたり生徒に暴行していた学校へ、コン・ユ演じる美術教師が転任し 子供達を助ける為立ち上がる。


2011年に公開され 韓国内で大きな話題となり、事件も再捜査されたというから驚き。

13歳未満への性的虐待は示談出来るという法律も改訂、学校自体も廃校へおいやったとか。


被害者はまだ未発達な身体の男女で 本当に心が痛む内容。

これが脚色ない事実だったとしたら(事実なんだけどさ) 救いようがない世の中だと思わざるおえない。

警察も含め 地域ぐるみで この事実を黙認していたようでした。

コン・ユは ものすごく地味で、普通の教師役。

子供を助ける為 立ち上がるスーパーヒーロー的なものでは全くない。

ただ事実だけを世の中に伝える為の映画だととても感じました。


兵役中にこの原作本を読み 映画化したいと志願したそうです。

それが社会を動かすことになったんだもんね。

素晴らしいよね。


こんな重たいテーマなのに コッソリと

コン・ユ 地味な役でもかっこいい・・・

と思いながら観てました(笑)

権力者に怯え、犯罪を見て見ぬふりする社会がそこにはあった。

母親に 自分の子供の為にも そんな事件に関わるなと言われたコン・ユ演じる教師が言った言葉。

『この(子供の)手を離したら 僕は自分の子供の親でいられる自信がない。』


やっぱり、このシーンが一番印象的でした。


とても 気分が沈んでしまったけど  一人でも多くの人に こんな悲しい事件があったことが
伝わり

一人でも多くの人が このような過ちを見て見ぬふりをしないように


一人でも多くの悲しい人達が救われますように

願います。


うーん。いつの時代も どの国も 権力者が強い世の中だな。

みんな平等なんて 言わないから
権力者が 正しいことをすればいいんだよ。


強い者が正しくあれば 弱い者も正しくあろうとするんじゃないかな。