実家に帰っていた。
もうすぐ、自分の家に帰る。
自分の家とは何だろう?
わたしが1人暮らしをしている家がわたしの家?
数年前まで自分の家と思っていた、実家がわたしの家?
どちらも違う気がする。

そんなことは置いといて、わたしね、春から生まれ変わりたい。
いま暮らす町でだけでも。
うつうつした、腕を切ったり、食に振り回されるわたしとさよならしたい。
それは自分のため。
まっとうな、支援者という立場を手に入れたいから。
自分がうつうつした姿を見るのがいやだ。
うまくいかない気がする、何の解決にもならない気がする。
だから迷ってる。
だけどね、せめてね、ただまっすぐ進むんじゃなくて、1段でいいから上がりたい。
がんばれる自分を手に入れたい。

そんなことを、大好きな料理をしながら考えていた。
人参を洗うときにね、ふと目に入ったの。
白くて、皮膚の質が他と違う傷の入った腕が。
そんな腕で料理をしてる自分がいやで、憎くて、
そんなもので構成されてる自分が悲しい。

新しい自分をつくることより、いままでのわたしを受け入れることの方がずっと難しい。