こんにちは!chocoです!
前回の記事では、私の不思議な視野の特徴について書きました。読んでくださった方、本当にありがとうございます!![]()
今回は、前回の予告通り、この「消える視野」のせいで私がやらかしてしまった、具体的でちょっと恥ずかしいハプニングたちをご紹介します。
当時は「やっちゃった……!」と冷や汗をかいたことばかりですが、今振り返るとどこかクスッと笑えてしまう、私の日常のリアルな一コマです(笑)。
ハプニング①:教室でタイムストップ!?「出席名簿」事件
前回の記事で「人の顔(前方)は見えても、手元(下)が見えない」とお話ししました。これが大学の授業中に発動したときのお話です。
大学の講義中、出席をとるための名簿が、前の席の人から順番に後ろへと回されてくることがありました。
その時の私は、前を向いて教壇にいる先生の話を熱心に聞き、スクリーンをじっと見つめていました。前方はくっきり見えているので、授業に集中していたんです。
……が、事件(?)はその手元で起きていました。
しばらくして、横に座っていた友達に「chocoちゃん、名簿来てるよ」と声をかけられてハッと机の上を見ました。すると、いつの間にか私の机の上に出席名簿が置かれていたんです。
ちょうど私の視野の死角(ドーナツの食べる部分)にすっぽりはまっていたため、私は名簿が回ってきたことに全く気づきませんでした。
「えっ、いつの間に!?」という驚きと同時に、私のところで名簿の流れを止めてしまっていたことに気づき、「周りの人から『あの子、名簿が置いてあるのに何で書かないんだろう?』って変な目で見られていたんじゃ……」と、とても恥ずかしい気持ちになりました。
それからの私は対策を練りました(笑)。
授業が始まると「今日は右前から回されるのか、それとも左前からか……」と名簿のルートを予測。授業内容に集中しつつも、「今、名簿はあの列にあるな」とクラス全体の名簿の位置を常に把握するようにしたのです。
視野の狭さを、持ち前の「先読み力」でカバーするスキルが、この時また一つレベルアップしました(笑)。
ハプニング②:どちらが店員さん?「商品大捜索」事件
続いては、大学生時代にアルバイトをしていたホームセンターでのやらかしです。
私は品出しのバイトをしていたため、勤務中によくお客様から「〇〇はどこにありますか?」と商品の場所を聞かれることがありました。
場所を確実に覚えているものは「こちらになります!」とスムーズにご案内ができるのですが、困ってしまうのは、初めて聞くような分からない商品や、工具に使う小さなネジなどの場合です。
インカム(無線)で他のスタッフに場所を聞き、「〇番通路にあるよ」と教えてもらってお客様をその通路までお連れし、一緒に商品を探すのですが……。
視野が狭い私の目は、一度に捉えられる範囲がとても狭いため、通路の棚を上から下まで必死にスキャンするように探さなければなりません。
すると、およそ7割の確率で、お客様の方が先に「あ、ここにありました!」と見つけてしまうんです…(笑)
それがわりと大きめの目立つ商品だったりすると、「店員なのに先に見つけられてしまった……!」と、申し訳なさと恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
このままではいけないと思った私は、ここでも持ち前の「記憶力」でカバーすることにしました。
インカムで場所を聞くときは「その通路のどのあたりにありますか?」と細かく確認させてもらい、見つけやすくすることに加え、出勤前や退勤後、休憩中に店内を歩き回り、どこに何があるかを少しでも多く頭に叩き込むようにしました。
お客様にスムーズに案内できたときの達成感は、この努力の賜物です! 
ハプニング③:ハイテクの壁!?セルフレジでレジ前パニック
最近、スーパーやコンビニで増えてきた「セルフレジ」や「電子決済」。実はここにも、私の視野を惑わすトラップがたくさん潜んでいます。
セルフレジって、画面の操作、バーコードのスキャン、お金の投入など、自分でやる操作がとにかく多いですよね。しかも店舗によってレジの構造が全然違います。
視野の狭い私は、画面を見ているつもりでも、右下に出てきた「確認ボタン」に気づけず、画面が止まったまま「あれ?次どうするの?」とレジ前でフリーズしてしまったり、商品のあちこちにあるバーコードがすぐに見つけられなくて、商品を何回転もさせたり……。
さらには、お金の投入口がどこにあるか分からなくて、レジ全体をキョロキョロ見回して困ってしまうこともよくあります。
また、有人レジでの電子決済でもハプニングが起きます。
店員さんがスマホのコードを読み取ってくれる時はいいのですが、「タッチをお願いします」と、自分で決済機にかざすパターンのときです。
店員さんが「こちらにお願いします」と指し示してくれていたとしても、ちょうど私の視野の死角に入ってしまうと、その手が私には見えないこともあります。
そして、どこにかざせばいいか分からず、スマホを持った手の行き場をなくして、レジ前で一人で「あわあわ」と不審な動きをしてしまうんです(笑)。
後ろに人が並んでいると「早くしなきゃ!」と焦る、最近のちょっとしたプチハプニングです😅
ハプニング④:最強の味方がまさかの敵に!?「記憶のトラップ」事件
最後は、私の最大の武器である「記憶」が、まさかの敵になってしまったときのお話です。
私は普段、視野の狭さをカバーするために、一度歩いた場所の段差や構造を「記憶」して歩いています。ですが大学時代、この記憶のせいで、とんでもない大やらかしをしました。
ある日の空きコマ、私はパソコン室で資料を印刷し、飲食ができるエリアに行くために、2階から1階へ移動しようとしていました。
私の通っていた大学は少し構造が特殊で、2階は「左側が平らな通路・右側が下の階への階段」、3階は「右側が平らな通路・左側が下の階への階段」と、階によって左右が真逆になっていました。おまけにそのエリアは電気がついておらず、私の苦手な「少し薄暗い場所」でした。
そのとき、少しぼーっとしていた私は、3階の記憶とごっちゃになってしまったのか、2階にいるのに「右側が平らな通路のはず!」と思い込んでしまったのです。
足元が私の消える視野に入っていたこともあり、私はなんの躊躇もなく、右側の「何もない(と思い込んでいる)空間」へ一歩を踏み出しました。
次の瞬間、気づけば私は階段から下まで綺麗に転げ落ちていました。
幸いなことに周りに誰もいなかったので、誰かを巻き込んで怪我をさせることも、誰かに見られて恥ずかしい思いをすることもなく済みました。ただ、「私、思った以上に自分の記憶だけを頼りに歩いているんだな」「本当に足元が見えていないんだ」と、改めて突きつけられたショックは大きかったです。
この話を聞くと「大怪我したんじゃ……」と心配されるかもしれませんが、なんとびっくり、私は結構体が丈夫なようで(笑)。太ももにちょっとアザができたくらいで無傷でした。我ながら頑丈すぎです(^-^)v
最後に
いかがでしたでしょうか?
文字にしてみると、なかなかのやらかしっぷりですよね(笑)。
悲しいことに、これらは全部私のリアルな日常です。
でも、視野のせいでこういうハプニングが起きるからこそ、「じゃあ次はこう工夫しよう!」と対策を考えるゲームのような楽しさもあります。
「視覚障害」と聞くと、どこか大変で暗いイメージを持たれるかもしれませんが、こんな風にちょっぴりマヌケで、必死で、でも笑える日常もたくさん詰まっているんだよ、ということが伝わったら嬉しいです![]()
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!