[評価]
☆☆☆☆(80点) 日本公開 2007年3月17日/アメリカ公開 2006年11月22日
[解説]
「パイレーツ・オブ・カリビアン 」のジェリー・ブラッカイマー製作。
「マイ・ボディガード」の監督トニー・スコット&主演デンゼル・ワシントンが
贈る緊迫のサスペンス。
[コメント]
海軍関係者とその家族を乗せたフェリーが何者かに爆破された。
事態を重く見た当局は、地元のベテラン捜査官に対し
極秘裏に開発した衛星地上監視システムへのアクセスを許可する。
このシステムは、各種センサーと偵察衛星からの情報により
エリア内であれば地上地下問わず、どの角度からでも自由自在に
地上の映像を鮮明に映し出すというもの。
好きな場所を、まるでハリウッド映画のように、空撮からクローズアップまで
滑らかに撮影することができる。
ところがこれはまだ試作品で、こうした事件捜査に使うためには
いくつかの問題点がある。
それは、膨大な情報処理に100時間もかかるため
約4日前の映像しか見られないということ。
そして、一度に見られるのは1箇所だけで
巻き戻しもできないということだ。
そのため、4日前のどこを監視すれば事件解決のヒントが得られるか
その判断をしてもらうため現場に土地勘がある主人公が特別に呼ばれた。
最新最強の武器を駆使するためには、昔ながらの「捜査員の勘」に
頼らねばならないという、なかなかうまい設定である。
SFの場合、こうした「制限事項」の存在は重要。
戦いに緊張感が生まれ、話が盛り上がる。
『デジャヴ』の脚本家はハイテク近未来技術そのものを
ウリにするのではなく、それにより生まれた「ルール」を
ストーリーに生かしている。
スピード感あるストーリーと画面作りによって
片時も目が離せない楽しさを味あわせてくれる。
[情報]
ジャンル : SF/サスペンス
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
配給 : ブエナ ビスタ
上映時間 : 127分
[スタッフ・キャスト]
監督
トニー・スコット
脚本
ビル・マーシリイ、テリー・ロッシオ
製作総指揮
マイク・ステンソン、チャド・オーマン、テッド・エリオット
テリー・ロッシオ、バリー・ウォルドマン
製作
ジェリー・ブラッカイマー
出演
デンゼル・ワシントン (ダグ・カーリン/ATF捜査官)
ポーラ・パットン (クレア・クチヴァー)
ヴァル・キルマー (ポール・プライズワーラ/FBI捜査官)
ジム・カヴィーゼル (キャロル・オースタッド)
アダム・ゴールドバーグ (アレクサンダー・デニー博士)
エルデン・ヘンソン (ガナース)
エリカ・アレキサンダー (シャンティ)
ブルース・グリーンウッド (ジャック・マクレディ/FBI捜査官)
エル・ファニング (アビー)
マット・クレイヴン (ラリー・ミヌーティ/ATF捜査官)
マーク・フィンニー (ケヴィン・ドネリー/ATF捜査官)
リッチ・ハッチマン (スタルハス/捜査官)
エンリケ・カスティーロ (クレアの父)
[STORY]
543名もの犠牲者を出したフェリー爆破事件が起こった。
捜査官ダグは、現場近くで、事件の一時間前に見つかった
女性の死体が鍵を握っているのではないかと直感した。
爆発の犠牲者に偽装されたその女性はクレアといい
ダグはその顔を見た瞬間、何故か既視感を感じる。
捜査は驚くべき監視システム「タイム・ウィンドウ」を使って行われた。
これを使えば約四日前の過去を監視することが出来るのだった。
ダグは四日前のクレアの部屋を監視する。
すると彼女が売りに出していた車を買いたいという男から
電話がかかってきた。
この男が犯人ではないか?「タイム・ウィンドウ」が
単なる過去の監視装置ではないことを突き止めたダグは
ゴーグルという装置を使って犯人を追い詰めていく。
これを通して現実を見ると、過去を同時に見ることが出来るのだ。
ついに逮捕された犯人は、狂信的な愛国者で
軍に入隊を拒否されたことから政府への恨みを晴らそうとしたらしい。
こうして事件は解決を見たが、ダグには心残りがあった。
何とかしてクレアの命を救いたい。「タイム・ウィンドウ」の
タイムスリップ機能を利用してダグは過去に戻る決心をした。
タイムスリップしたダグは犯人に拉致されていたクレアを助け出し
事件を防ごうとフェリーに向かう。
全てがあの惨劇に向かって繰り返されていく。
フェリーに乗り込むダグ、そしてクレア。
しかし異変に気づいた犯人が乗り込み銃撃戦となる。
ついに犯人を殺したダグとクレアは爆弾を積んだ
車に乗ったまま海に転落する。
クレアは脱出に成功するがダグは車もろとも爆死してしまった。
だが救出され悲嘆に暮れているクレアの元に何故かダグが現れた。
それは未来から来たダグではなく事件の捜査に現れた
現在のダグだった。
再会を喜ぶクレア。
彼女のことがよく判らないダグ。
しかしどこかで会った気がする。
ダグは再びあの妙な既視感を抱くのだった。
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