☆☆☆☆(82点) 日本公開 2011.02.19
[解説]
日本でも熱い支持をもって迎えられた『イップ・マン 葉問』の前日譚を描いた2部作の前編。
ブルース・リーの師匠として知られるイップ・マンが、1930年代の中国を舞台に、日本占領下の中国で己の信念を曲げずに武術に打ちこむ姿を描いた人間ドラマ。
監督は、続編「イップ・マン 葉問」も手掛けたウィルソン・イップ。
出演は、「エンプレス 運命の戦い」のドニー・イェン、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の池内博之。
[コメント]
とにかく技の速さ・凄さには圧倒される。作品中、イップ・マンの表情が変わらず、常に冷静で、心が揺るがない強さが伝わる。序章の作品では日本兵に対しての怒りが炸裂する場面がありますが、その時のアクションは本当に凄い!日本人将校で空手の達人、三浦役の池内博之との一騎打ちも見ごたえあり。完璧に悪役にされちゃっているけど、ドスを効かせながらも、強い相手を尊重する三浦の描き方は、そんなに悪くなかった。むしろ姑息な手を使う副官役の渋谷天馬の非道さが半端ない。日本人から見ても嫌なやつって感じな役でした。まぁ、戦争があったのも事実。権力を持てば勘違いして、強気になり調子に乗るやつは、少なからずいるだろうから、見方が変わればこういう役があっても仕方がないのだろう。しかしイップ・マンの生き方は素晴らしい。常に謙虚で無駄な争いはしない。これは現代の我々も見習うべき部分だろう。
[情報]
ジャンル : Action/Drama
製作年 : 2008年
製作国 : 香港
配給 : フェイス・トゥ・フェイス/リベロ
上映時間 : 105分
[スタッフ・キャスト]
監督 : ウィルソン・イップ
アクション監督 : サモ・ハン・キンポー
製作 : レイモンド・ウォン
脚本 : エドモンド・ウォン
出演 : ドニー・イェン、サイモン・ヤム、池内博之、リン・ホン、ラム・カートン
[STORY]
1930年代の中国広東省佛山。詠春拳の達人イップ・マン(ドニー・イェン)は、家族とともに平穏に暮らしていた。武術の実力と人格によって人々の尊敬を集める一方、彼を倒して名を上げようとする武術家も多かった。しかしイップ・マンはそんな武館荒らしたちを、ひとひねりに倒してしまうのだった。1938年、日中戦争が勃発し、佛山は日本軍に占領される。家屋を取り上げられたイップ・マンは、家族を養うために慣れない炭鉱労働に勤しむが、一家は困窮する。そんな折り、イップ・マンの実力を知った日本軍将校・三浦(池内博之)は、日本兵たちに武術を教えるよう迫る。それを拒否したイップ・マンは、空手の名手である三浦と生死をかけた勝負に挑む。














