[評価]
☆☆☆★(78点) 日本公開 2011.02.19
[解説]
仲間の裏切りによって全身に22発もの実弾を受けつつも、辛うじて生き残ったマフィアの実話を元に映画化したバイオレンスアクション。
主演は「レオン」のジャン・レノ。共演に「マイ・ファミリー/遠い絆」でセザール賞助演男優賞受賞のカド・メラッド、「画家と庭師とカンパーニュ」のジャン・ピエール・ダルッサン。
監督は「ぼくセザール 10歳半 1m39cm」のリシャール・ベリ。
[コメント]
復讐が復讐を生むクライム・アクション、新鮮味に乏しく展開も先読み出来そうなものであるが、それをいい意味で裏切るのがシャルリを演じたジャン・レノがかつてのレオンを彷彿とさせる役を円熟味を増した魅力で演じていることと、ハリウッドのクライムアクションとは明らかに違った本家フレンチ・ノワール・フィルム特有の空気感が良い。
[情報]
ジャンル : Crime Action
製作年 : 2010年
製作国 : フランス
配給 : クロックワークス
上映時間 : 117分
[スタッフ・キャスト]
監督 : リシャール・ベリ
出演 : ジャン・レノ、カド・メラッド、ジャン=ピエール・ダルッサン、マリナ・フォイス、リュック・パラン
[STORY]
かつてマルセイユの街を支配するマフィアのボスだったシャルリ(ジャン・レノ)。現在は愛する家族と平穏な生活を送っていた。しかしその幸せは、何者かの突然の銃撃によって奪われる。全身に22発もの銃弾を撃ち込まれ、生死の境を彷徨うシャルリ。奇跡的に一命を取り留めると、引退後も彼を慕うカリム(ムサ・マースクリ)ら3人の仲間たちが犯人を突き止める。シャルリを撃ったのは、“死んでも友達”と誓い合った古くからの友人ザッキア(カド・メラッド)だった。復讐しようとするカリムたちだったが、シャルリは“報復が戦争となり、一生引退できなくなる。足を洗うと家族に誓った”と制止。だが、それがカリムの死を招き、ついに愛する家族までも危険に晒すことに……。そして、事態が息子の誘拐にまで発展した時、シャルリは決意を胸に立ちあがる…。



