[評価]
☆☆(43点) 日本公開 2010.09.25
[解説]
自分の命の期限を知った男が、失われた家族との絆を取り戻そうとする感動のドラマ。
舞台はアメリカ、登場人物の多くは英語を話す。一見、アメリカ映画のようだが、原作はフランスでベストセラーになったフランス人作家によるもので、スタッフの多くはフランス人。主演のロマン・デュリスもフランスで人気の俳優。人の死を予見できる男の出現により、主人公が「死」と向き合うようになっていく。神秘主義的なストーリーだが、映画は主人公の歩調に合わせるようにゆっくりと進んでいく。大きな喪失感を抱えた主人公を演じるロマン・デュリスの演技の成熟ぶり、人気シリーズ『LOST』のヒロインとは異なる抑えた演技が光るエヴァンジェリン・リリーなど俳優陣もいいが、アジアを代表する撮影監督、リー・ピンビンによる美しい撮影も見もの。
出演は「PARIS」のロマン・デュリス、「チェンジリング」のジョン・マルコヴィッチ。「花様年華」のカメラマン、リー・ピンビンによる美しい映像も見どころ。
原作はフランスで120万部を売り上げたギヨーム・ミュッソのベストセラー小説。
[コメント]
話自体はメッセージ性もあり、ファンタジーとして捉えたら感動的な物語なのに、映画全体がセンチメンタルな一本調子で進行していくのが難点。また、見ている方はもう大体先が読めていのに、全体的に話を引っ張りすぎ。良いとこをあえて言うなら、砂漠の咲く月下美人の花を扱ったシーンの映像は綺麗だった。
[情報]
ジャンル : Drama
製作年 : 2008年
製作国 : ドイツ=フランス=カナダ
配給 : 日活
上映時間 : 107分
[スタッフ・キャスト]
監督 : ジル・ブルドス
出演 : ロマン・デュリス、ジョン・マルコヴィッチ、エヴァンジェリン・リリー、リース・トンプソン、サラ・ウェイスグラス
[STORY]
ネイサン(ロマン・デュリス)は、ニューヨークの法律事務所に勤める敏腕弁護士。幼い息子を突然の病で亡くした彼は、そのショックから立ち直ることができないまま、妻クレア(エヴァンジェリン・リリー)と娘を遠ざけ、仕事に逃避する日々を送っていた。そんな彼の前に現れた医師ジョセフ・ケイ(ジョン・マルコヴィッチ)。次々と人の死を予見するケイの不思議な力を見たネイサンは、自分にも死期が迫っていることを悟る。自分の生命の期限を知った彼は、別れた妻との絆を取り戻そうと、ニューメキシコにいる家族のもとへ向かう。だがそこで待っていたのは、予想もしない運命だった…。










