ぼくのエリ /200歳の少女 - LET THE RIGHT ONE IN- | CHOCO Blog in CHINA

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[評価]

☆☆☆★(72点) 日本公開 2010.07.10


[解説]

孤独な少年が1人の少女と出会い、恋に落ちるが、彼女の正体はヴァンパイアだった。ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説『モールス』を繊細なタッチで映画化。

愛されること、満たされること、ただ、だまって受け入れてもらうこと。オスカーとエリが共有するのは孤独と渇望。古今東西ヴァンパイア映画は数多あるが、これほど鮮烈でユニークな作品にはちょっとお目にかかれない。吸い込まれそうな大きな瞳が印象的なリーナ・レアンデションは、撮影当時12歳とは思えないほどの色気でワイルドなヴァンパイアを演じ切る。凄惨だけれど胸のすくクライマックス、わくわくと希望すら感じさせるラストシーンまで目が離せない。

原作小説「モールス」の著者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが脚本も担った本作は、トライベッカ映画祭グランプリ他、世界各国で60もの映画賞に輝いている。

主演のカーレ・ヘーデブラントとリーナ・レアンデションは本作が映画初出演となる。


[コメント]
世界観とテンポが良かった。色で表すなら、綺麗なダーク色という感じで、引き付けられる。

大人が見て、考え、楽しめる映画。ただ、血が苦手な方には嫌な部分が多いかも…。


[情報]

ジャンル : Horror/Love Story

製作年 : 2008

製作国 : スウェーデン

配給 : ショウゲート 

上映時間 : 115


[スタッフ・キャスト]

監督 : トーマス・アルフレッドソン

出演 : カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナル、ヘンリック・ダール、カーリン・ベリィクイスト、ペテール・カールベリ、イーカ・ノード、ミカエル・ラーム、カール=ロベルト・リンドグレン、アンダーシュ・テー・ペードゥ、パレ・オロフソン


[STORY]

ストックホルム郊外で母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、毎日学校で同級生からの苛めに遭っていた。大人たちはその事実に気付かず、助けてくれる友達もない。いつも隠し持っているナイフで自宅の木を切りつけることで、辛い思いを1人紛らわせていた。そんなオスカーの前にある日、黒髪の少女が現れる。息も凍りつくような寒さの中、薄手のシャツ一枚で現れた少女は、オスカーの寂しい胸の内を見透かしたような言葉を残す。その頃、町では凄惨な殺人事件が起きていた。何者かが喉を切り裂き、血を抜き取られて逆さ吊りにされた若者の死体が森で発見されたのだ。再びオスカーの前に現れる少女。その表情はどことなく悲しげで、鼻を突く異臭を漂わせていた。エリ(リーナ・レアンデション)と名乗ったその少女は自分の誕生日を知らず、年齢もだいたい12とはっきりしない答え。不思議で秘密めいたエリだったが、オスカーは彼女と接しているうちに、胸の高鳴りを覚えていく。やがて、2人の間で夜毎、モールス信号による寝室の壁越しの会話が始まる。エリとの出会いを通じて、強くなりたいと願うようになったオスカーは苛めっ子に逆襲、大怪我を負わせる。興奮したオスカーはそれをエリに伝え、血の契りを結ぼうと親指をナイフで切る。床に滴り落ちる真っ赤な血。それを目にしたエリは、獣のように四つん這いになって床に落ちた血を啜る。エリは200年もの間、各地を転々として生き血を啜ってきたヴァンパイアだったのだ。正体を知られ、町にいられなくなるエリ。別れの言葉もなく彼女が去ったことで、オスカーは再び以前のような孤独な日々を送ることになる。このまま町にとどまって死んだような日々を過ごすか、生きるためにエリを受け入れるのか。やがて、失意のオスカーを人生最大の危機が襲う


[PHOTO]

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