☆☆☆(62点) 日本公開 2009.2.28
[解説]
『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督作品。第二次世界大戦直前のオーストラリアを舞台に、イギリス貴族の女性と野性的なカウボーイの運命的な愛を描く物語。
広大なオーストラリア大陸でのロケーション、「めぐりあう時間たち」「コールドマウンテン」のニコール・キッドマン、「ニューヨークの恋人」「X-メン」シリーズのヒュー・ジャックマンを始めとする主要キャストをオーストラリア出身者で固めるなど、バズ監督のこだわりと“郷土愛”を随所に見る事ができる。また、先住民であるアボリジニのスピリチュアルな人生観、土地そのものが持つミステリアスな雰囲気が魅力的。ハリウッドの名作クラシック映画を彷彿とさせるそのスケール感に、バズ・ラーマン流の独創性を加味した映像世界を堪能してほしい。
[コメント]
この作品の良い所は、前半後半に分かれた二部構成。長大な上映時間の疲れを紛らわすのに効果的。前半だけで起承転結のある一本の作品になっており、CGを効果的に使った見せ場も多く、良くできていると思う。
[情報]
ジャンル : Love Story
製作年 : 2008年
製作国 : オーストラリア、アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画
上映時間 : 165分
[スタッフ・キャスト]
監督 : バズ・ラーマン
製作 : バズ・ラーマン、G・マック・ブラウン、キャサリン・ナップマン
脚本 : バズ・ラーマン、スチュアート・ビーティー、ロナルド・ハーウッド、リチャード・フラナガン
原案 : バズ・ラーマン
出演 : ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デイヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン、デイヴィッド・ガルピリル、ブランドン・ウォルターズ
[STORY]
第二次大戦前の英国から、夫を追って貴族のサラ(ニコール・キッドマン)は豪州にやってきた。夫は、資産である広大な牧場を売るために1年前から豪州で過ごしていたのだ。彼女を迎えたのは、無骨なカウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)だった。しかし、ようやくたどりついた牧場で夫は殺害されていた。地域を牛耳る牧場主のカーニー(ブライアン・ブラウン)やニール(デヴィッド・ウェンハム)たちが、その牧場を乗っ取ろうと謀ったのだ。残された1500頭の牛を都市ダーウィンまで運んで軍に売れば、牧場を建て直す資金を得ることができる。サラはドローヴァーと手を組んで、北オーストラリアの横断を決意する。アボリジニの混血少年ナラ(ブランドン・ウォルターズ)たちとの旅が始まった。度重なる危機を乗り越えていく彼らを見守るのは、アボリジニ呪術師のキング・ジョージだった。なんとかダーウィンに到着し、牛の売買契約が軍とまとまった。カーニーは、牧場を買い取りたいとサラに申し出るが、彼女はきっぱりと断る。街では、アボリジニ保護のための資金を集めるダンス・パーティが開かれていた。ダンスに参加したサラとドローヴァーは、お互いに惹かれあうものを感じる。 サラとドローヴァー、そしてナラの生活が始まるが、少しずつ感情のすれ違いが起こりはじめる。サラのもとを去ってゆくドローヴァー。キング・ジョージと成人の儀式で旅に出ていたナラが警察に捕えられてしまった。それを知ったサラはダーウィンに向かうが、第二次大戦が勃発、ナラが連れて行かれたミッション・アイランドは日本軍の最初の攻撃目標だった。ドローヴァーもまた、サラとナラを救うために爆撃される街を訪れる。戦火の中、再会する3人。彼らを狙うカーニーの魔の手も、キング・ジョージによって阻止された。そして3人は、新たな関係へと踏み出していく。











