[評価]
☆☆☆(63点) 日本公開 2009.1.31 (DVD.09)
[解説]
“もし1週間がシャッフルされて進行するとしたら?”という発想をもとにして作られたサスペンス。
「クラッシュ」のサンドラ・ブロック主演で贈る、夫が交通事故で死ぬという事実を突きつけられた女性が、順番を並び替えられた1週間の中で運命を変えようともがく姿を描く。
最初は木曜日、次の日は月曜日……といった具合に時系列が組み替えられて進む物語の中には、様々なところに正しい時系列のヒントが散りばめられており、観客は頭をフル回転させて正しい曜日の並びを考えながら観ることになる。
その曜日を推理する感覚がパズルを解いているようで楽しい。
主演のサンドラ・ブロックは不可解な出来事に巻き込まれる女性を、豊かな感情表現で演じきってみせた。
共演は「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」のジュリアン・マクマホン。
本作がハリウッド・デビューとなるドイツ出身のメナン・ヤポが監督。
[情報]
ジャンル : Suspense
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : クロックワークス
上映時間 : 96分
[スタッフ・キャスト]
監督 : メナン・ヤポ
出演 : サンドラ・ブロック、ジュリアン・マクマホン、ニア・ロング、ケイト・ネリガン、アンバー・ヴァレッタ
[STORY]
リンダ(サンドラ・ブロック)は家族4人で郊外の一軒家に暮らす平凡な主婦。ある木曜日、彼女を突然の悲報が襲う。前日、出張先で夫のジム(ジュリアン・マクマホン)が事故死したというのだ。突然のことに言葉を失うリンダ。だが、翌日目が覚めると、死んだはずのジムが何事もなかったかのように朝食を取っていた。唖然とするリンダだったが、事故の件は悪い夢だったのかと気を取り直す。そしてさらにその翌日。喪服に身を包んだ知人たちが集まってくる。理由は“ジムの葬儀”。混乱するリンダに追い討ちをかけるように、見ず知らずのロスという精神科医から処方された精神安定剤が出てきたり、長女の顔に覚えのない傷ができていたり、クレアと名乗る面識のない女性(アンバー・ヴァレッタ)が葬儀に現れたりと、不可解な出来事が次々に起こり始める。だが、彼女の混乱とは反対に、周囲はその状況に疑問を持っている様子はない。逆に、心配した母親が精神科医のロス(ピーター・ストーメア)に連絡、リンダは病院で拘束されてしまう。その翌朝、目が覚めたのは病院ではなく自宅のベッド。そして、再びジムが生きて姿を現す。長女の顔の傷も跡形もなく消えていた。病院を訪ねてロスに会うと、リンダに会った事はないと言われる。ジムにはアシスタントのクレアを紹介されるが、当然のように初対面の挨拶を交わす。だが、自宅に戻ると、長女がガラスドアに突っ込んで顔面に傷を負っていた…。状況を整理するために、カレンダーと全ての出来事を照らし合わせていくリンダ。やがて浮かび上がってきたのは驚愕の事実。ジムの死を知らされた木曜日を境に、木、月、土、火と、カレンダーとは異なる順番で毎日が訪れていたのだ。その謎を解くために行動する彼女の前に、新たな真実が次々と明らかになってくる。やがて、ジムが死んだ日であり、全ての始まりとなった水曜日がやってくる…。
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