☆☆☆(64点) 日本公開 2008.12.20/アメリカ公開 2008.10.10
[解説]
レオナルド・ディカプリオ&ラッセル・クロウという二大俳優共演で贈るエンターテインメント超大作。
扱いが難しいリアルタイムな時事問題を題材にしながら
スリリングでエキサイティングな娯楽作に仕立てた名匠リドリー・スコットの手腕が光る。
レオ&ラッセルも、ナイーブな優しさを隠し持った工作員と
子供を可愛がる良き父でありながら作戦では冷徹な指揮官という
対照的な2人のタフガイを好演している。
手に汗握るアクションと、最高にキレる男たちの心理戦のバランスも絶妙で、飽きさせない。
また複雑になりがちな謀略話も、登場人物を絞ることでミニマムにまとまっており、筋を追いやすい。
[コメント]
目的のために躊躇のない切り捨て、殺し、監視といったスパイの現場の話が
最初から緊迫感があり、人物描写も丁寧に描かれている印象。
リドリー・スコット監督らしい迫力のある演出で、爆破シーンなどは見応えあり。
[情報]
ジャンル : Suspense/Action
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
配給 : ワーナー・ブラザース
DVD発売日 : 2009年4月29日
上映時間 : 128分
[スタッフ・キャスト]
監督 : リドリー・スコット
脚本 : ウィリアム・モナハン
原作 : デヴィッド・イグネイシャス
製作総指揮 : マイケル・コスティガン、チャールズ・J・D・シュリッセル
製作 : ドナルド・デ・ライン、リドリー・スコット
出演
レオナルド・ディカプリオ(Roger Ferris)、ラッセル・クロウ(Ed Hoffman)
マーク・ストロング(Hani Salaam)、ゴルシフテ・ファラハニ(Aisha)
オスカー・アイザック(Bassam)、サイモン・マクバーニー(Garland)
アロン・アブトゥブール(Al-Saleem)、アリ・スリマン(Omar Sadiki)
[STORY]
ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、上司であるエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)から
命じられるままに潜入調査を行うCIAの敏腕工作員。
今回の命令は、中東の爆破テロ組織のリーダーであるアル・サリーム(アロン・アブトゥブール)を
捕えることだった。助手のバッサーム(オスカー・アイザック)とイランに潜入したフェリスは
自爆テロを命じられたジハード戦士のニザールからサリームの最新情報を得る。
ホフマンからの命令でニザールを泳がせていたフェリスだが、自身の身元が漏れる危険性を感じて
彼を殺す。その結果、銃撃戦に巻き込まれたフェリスは被弾し、バッサームは命を落とした。
瀕死の状態から立ち直ったフェリスに、冷酷なホフマンは次の指令を下した。
ニザールの資料から、サリームの隠れ家が発覚したのだ。フェリムは
ヨルダン情報局の責任者であるハニ・サラーム(マーク・ストロング)に協力を仰いだ。
心を通いあわせるフェリスとハニ。しかし、そんな信頼関係もホフマンの裏工作によって壊れてしまう。
それに怒ったフェリスは、ホフマンに逆らって独自でサリームを追いかける作戦を実行に移した。
ところが、その途中でフェリスが思いを寄せていたイラン人の看護婦アイシャ(ゴルシフテ・ファラハニ)が
サリームの組織によって誘拐されてしまった。
それが罠だと知りながらも、サリームの指示に従ってアジトへとフェリスは誘導された。
そんなフェリスに対して、ホフマンは何も出来なかった。サリームのアジトで拷問を受け
遂には殺されそうになったとき、救出に現れたのはハニだった。
間一髪のところで、命拾いするフェリス。重症が癒えてホフマンと再会したフェリスは
CIAの組織を離れて中東に生きる決意を語る。その後ろ姿を見守るホフマンは
これまでフェリスを監視しつつけた衛星偵察システムから彼を外すよう指令を下した。
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