☆☆(47点) 日本公開 2008.04.18/アメリカ公開 2007.11.09
[解説]
7年ぶりの監督作でロバート・レッドフォードは、無関心でいることの罪悪と
自分自身で考えることの重要さを強く訴える。
『キングダム/見えざる敵』のマシュー・マイケル・カーナハンによる脚本は
ワシントンDC、カリフォルニア、アフガニスタンの3つの場所で展開するスリリングで濃密な対話劇。
野心に満ちたエリート政治家と百戦錬磨のジャーナリストを演じるのは
製作総指揮も兼ね今までにない役柄への挑戦となったトム・クルーズと名優メリル・ストリープ。
レッドフォード自ら演じるマレー教授の教え子に『クラッシュ』のマイケル・ぺーニャと
『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』のデレク・ルークが扮している。
[コメント]
時差のある三箇所での物語が、絶妙に絡み合いながら同時進行する政治ドラマ。
きわめて会話量の多い社会派もの。
ハリウッドきってのリベラル映画作家で俳優のロバート・レッドフォード7年ぶりの監督作品で
かなり露骨に自身の政治的立場を表明したものになっている。
アメリカのプロパガンダ政治映画いったところ。好きな人は好きだろう。
[情報]
ジャンル : 社会派ドラマ
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : 20世紀フォックス
上映時間 : 92分
[スタッフ・キャスト]
監督 : ロバート・レッドフォード
脚本 : マシュー・マイケル・カーナハン
製作総指揮 : ダニエル・ルピ
出演
ロバート・レッドフォード(Professor Stephen Malley)、メリル・ストリープ(Janine Roth)
トム・クルーズ(Senator Jasper Irving)、マイケル・ペーニャ(Ernest Rodriguez)
アンドリュー・ガーフィールド(Todd Hayes)、ケヴィン・ダン(Howard - ANX Editor)
デレク・ルーク(Arian Finch)
[STORY]
その日、ジャーナリストのロス(メリル・ストリープ)は
共和党の若きホープであるアーヴィング上院議員(トム・クルーズ)のオフィスへ招かれた。
次期大統領候補とも目されるアーヴィングは、旧知の仲である彼女に極秘情報を告げる。
それは対テロ戦争において少数精鋭の特殊部隊を
アフガニスタンに送り込むという新たな作戦だった。
高地を占領することで、戦争を勝利に導くことができると自信満々に語るアーヴィング。
その内容は、ロスを驚かせるのに充分なものだった。
同じ頃、カリフォルニア大学ではマレー教授(ロバート・レッドフォード)が
学生のトッド(アンドリュー・ガーフィールド)と面談していた。
トッドは、優れた資質を持ちながらも授業への欠席が続いている生徒だった。
マレー教授は、かつての教え子だった
アーネスト(マイケル・ペーニャ)とアーリアン(デレク・ルーク)について語る。
彼らはマレー教授が担当する研究発表の流れから、アフガニスタンへの志願兵を志望した。
マレー教授は、現在の社会情勢に無関心であるトッドにその愚かさを説く。
戦場であるアフガニスタンの最前線、そこにアーネストとアーリアンはいた。
二人を乗せたヘリは、敵から予想外の攻撃を受ける。
そして、アーネストとアーリアンは雪深い山中に転落した。
包囲網の中、孤立しながらも戦闘を続けようとする二人の姿を
衛星の映像で捉える米軍の作戦本部。
絶望的な状況の中、アーネストとアーリアンは敵から容赦ない砲弾を受ける…。
アーヴィングから情報をリークされながらも、それを好意的な独占ニュースとして
報道できなかったロスは、上司から厳しい叱責を受けるが自身の判断を誇る。
そして、臨時ニュースで流されるアーネストとアーリアンの戦場での悲報を
テレビで見て、トッドの心もまた大きく揺れるのだった。
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