女は誰でも「悪女」的な感情を心に秘めているもので、時としてそれが表に出てきた時に、ひどく感情的になってしまったり、誰かに理不尽な要求をしてみたり、ヒステリーを起こしたりして、「悪女」な部分に自分自身が振り回されているものなのだ。


幸せな毎日を過ごしている女性の多くは、自分の悪女な部分を上手になだめてくれたり、寛容に受け入れてくれる恋人がいて(時にはそんな部分をかわいいとさえ思ってくれる相手がいて)、上手に女のバランスを保っている。


多くの女性がそんな風に自分の中の「悪女」に振り回されながら、バランスをとって生きているものだと思うけれど、極稀に「悪女」と共存し、さらにはそれをコントロールできる女性というのがいる。しかも本人はそれが正しいと信じて疑わない、いわば「悪女」の確信犯。彼女は自分の欲しいものは確実に手に入れる。富も名誉も権力も。手に入れるために利用するのは、もちろん男である。


こんな女性にターゲットにされて、その富と名誉と権力を食い物にされてしまう男性は大変だろうなと思うけど、実際ターゲットにされている男性本人は、その女性に愛されていると信じていて、さらに彼女を愛することに幸せを感じているんだからスゴイ。


そんな女のあっぱれな生き様をリアルに描ききっているのが有吉佐和子著「悪女について」で、これは読書家の私の大のお気に入りの1冊でもある。

悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))/有吉 佐和子
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悪女研究家の私としては(笑)、この「悪女について」が史上最強の悪女本だと思っていたのだけれど、最近これを超えてしまった本に出会ってしまったのです。それがこちらの2冊。


全てを手に入れるために重ねられていく罪。

けれどその全ての罪に、決して直接は手を下さない。

そんな「女」が、一人称で語ることなく、取り巻く人々と出来事から暴かれていくのですが・・・

あまりにも面白いので、是非本を読んでいただきたい。

白夜行 (集英社文庫)/東野 圭吾
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「白夜行」はドラマ化もされていたようなので、近々DVDをレンタルしみようと思ってます。けっこう人気のドラマだったみたいなので、楽しみ!!そして、その続編「幻夜」。絶対にセット読みがオススメです。


幻夜/東野 圭吾

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そして最後に、悪女が愛する名画。


風と共に去りぬ

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「After all, tomorrow is another day」

私も、この言葉に支えられて生きてきた女ですが、決して悪女ではありませんにひひ