仕事の一環としてビジネス・コンサルティングをすることがある。

中小企業の社長さん相手が多いのだけれど

社長さんにも本当にピンからキリまでいるもので

会社は小さくても立派な方もいらっしゃれば

会社と反比例して態度だけはXLサイズの方もおいでです。


中でも、一番嫌いなのは「BIG NAMEに便乗する人」

名付けて便乗社長(なんのひねりもなくてすまんドクロ


ここで言うBIG NAMEは、ある程度地位が高くて

各業界でそれなにり権力を持った人のことです。

そして、便乗社長は何かにつけて言うのです。


「○○の社長の○○は俺の友達でね」


いやー、この前□□の社長に頼まれてるんだよ」


「ま、こんな事○○君に言えば早いんだけどね

 あ、○○知ってる?□□社の社長!」


云々かんぬん

とーにーかーくー

自分がBIG NAMEな誰かさんと仲良しなんだってのを

必死に(本人はさり気無いつもりだろうけど)アピール。


BIG NAMEと知り合いだと迫力がつく、または

BIG NAMEの知り合いには対応が良いハズとでも

勝手に思ってるのかもしれないけど

オフィシャルな立場で接するのに

誰が誰と知り合いだろうが、仲が良かろうが

提供するサービスは変わりません。あったりまえじゃんねえ。


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さて、ここで今日の出来事。

執拗に、執念深く、どうしてもトップに会わせてくれ

とせがんできた本日の便乗社長

挨拶だけでいいから、と会わせなきゃ帰りそうになかったので

仕方なくボスを紹介することに。

そして、ボスが出てくるやいなや、しゃべるしゃべる、しゃべりまくる!

内容はもちろん、自分がどれだけスゴイのかと

自分がどれだけ多くのBIG NAMEを仲が良いのか話のオンパレード!

そして締め言葉は・・・


「いやー!すっかり打ち解けちゃいましたね!

 こんなにあなたとウマが合うとは思いませんでしたよ

 何かあったらいつでも声かけてくださいね!!!」

(オイコラ、相談に来た側が言うセリフか!?)


ハイ、すっかり友達気分。

便乗社長はこうして、「使えるBIG NAME」との

一方的な友好関係を日々頑張って築いているのでしょう。

(そんなことばかりしてるから、ろくな会社にならないのよね)


きっと明日にはどこか別のオフィスで

「あそこの○○君と意気投合しちゃってね!

 もうすっかり仲の良い友達なんだ!」

とでも言って回ることでしょう。

ボス自身はこのような便乗社長系の勘違い男には慣れているので

表面的にサラっとやり過ごし、帰った後に苦笑い。


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三島由紀夫のエッセイで読んだことがあります。


地位の高い人ほど自分の地位を他人に知られたがらないものだと。

理由は、その地位に便乗しようとする人からの被害を最小限に留めるためです。

地位の高い人と言うのは、それなりの権力があるのでただでさえ人から頼まれごとをすることが多いものです。

やっかいごとを増やさないためにも、自分の地位は無駄にオープンにはしません。

更に、自分の友好関係をペラペラ吹聴したりもしません。

なぜなら、自分の名前を使って、友人の地位をも利用されかねないからです。


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本当に、その通りですよね。

そんな訳で、私は聞いても居ないのに地位の高い人の名前を出す人

その彼らといつどこどこで飲んだ等と軽々しく口にする人には

大切な事は何も話さないようにしています。

全く信用できないし、何らかの形で友人・知人に迷惑をかけられたらたまったものじゃないもの。


BIG NAMEを利用しなきゃ自分に自身を持てないような

そんな哀れな便乗社長を反面教師にして

自分自身にも、そんなイヤらしい心が芽生えないように戒めなくちゃね。


等身大で自然体、それでいてブレない軸を持つ事。

そんな心の余裕を、常に忘れずにいたいものです。


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三島由紀夫のエッセイの中でもこの3冊は特に好き。

おもしろいよー



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