学生の頃、大好きで大好きで

1年半の片思いの末やっと両思いになった先輩は

「今度一緒に○○に行こうね~」なんて軽い会話にも

なかなか首を縦に振らない頑固男だった。


理由を聞くと

「守れない約束はできないから」と。

若い私は、彼のこの言葉に

なんて男らしくて恰好良いんだろう!?

あろう事か、惚れ直したりなんかしていた。


「できない約束をしない」ことは

ある意味では誠実なのかもしれないけれど

たくさんの楽しげな約束をしてくれて、

きちんと全部守ってくれるほうが嬉しいにきまってる!!

(若い頃は本気でこれに気付かなかった・笑)


どうしてこの先輩の事を思い出しちゃうのかというと

夫がこの先輩のまったくの正反対だから。


守れない約束をしまくる、という意味の逆ではなくて

守る守れないにかかわらず、とにかくたくさんの

宝物みたいな約束をくれるのだ。


なんでも美味しいもの食べさせてあげるからね

世界中いろんなところに旅に出かけようね

いつもいつまでも笑わせていてあげるからね


粋がっていた昔の私なら

「守れない約束なんてしないでよ」

なんて、トレンディードラマかよ!?的な反応を

していたのかもしれないけれど(笑)


今の私には、そんなやわらかで暖かい約束を

キラキラと降らせてくれる夫の言葉が

嬉しくてたまらない。


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