①体の内に、灯をともせ。 | ハバタク、チカラ。

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こんにちは、Aile d'ore 祥子です。
タロット&陰(いん)ヨガセラピスト、時々星読み。
自分の心と体をしなやかに育て、自分自身と仲よくなれるように。
そんなライフスタイルを提案する "Aile d'ore 〜エルドール" を主宰しています。



ぐぐぐーっと冷えてきましたね。
明日10月8日は、二十四節気でいうところの寒露(かんろ)で、ここを境に露の玉が凍るような気温になっていくといわれていますが、そんな気配を肌でぞわぞわと感じています。

冬がくるんだなー。

そういえば、つくばに戻ってきてからは車なしで生活している私。
基本的に普段は自転車か徒歩で動いているのですが、先日涼しい風を感じながら歩いているときに、

「そういえば、私ここ2年ほど、風邪を引いたり体が冷えたりするとき、太ももからぞくぞくと寒気が始まってることが多いなあ」

ということに気づきました。
で、そこからすーっと残念な結論にいたりました。


つまりは、足の筋肉量が足りてない。


もうちょっとピンポイントにいうと、内転筋。
筋トレでもつけづらく、そのくせここからやせていくという筋肉です。

わー大反省。
ここ、足のラインを整えるにも大事な筋肉ですが(*内転筋がないといわゆるO脚とか、おじいちゃん・おばあちゃんの足つきになります)、足裏の筋肉:足底筋群から骨盤底筋群までつながっている場所でもあるので、子宮関係のあれやこれやに、ダイレクトに効いてくるんです。
生理痛とか、締まりとか、骨盤の歪みとかゆるみとか。

そして、足首あたりから内ももを通るラインって経絡的にもとっても大事な場所です。
なんていったって中医学では、

体にエネルギー(気)を巡らせ、血を貯蔵する肝、
食べ物を消化し、体が使えるエネルギーへと変換してくれる脾、
生命の根幹を維持するエネルギー:精を司る腎、


これら3つの臓器に働きかけるそれぞれの経絡が、足の内側を通っているとされています。
日々を元気に過ごす秘訣のひとつに「歩く」というのがはいっているのもすごく納得で、この3つの臓器が働かないと、とたんに元気なくしちゃいますからね…。

ということで、足が弱る=筋肉がなくなってくると、

・免疫力が落ちます
・老けます
・体力の落ち方が早くなります
・月経にまつわるイヤな症状の出方がひどくなります


などなど、本当にいいことなし
逆にいえば、そこを鍛えればそれだけでもアンチエイジングが期待できる場所ともいえます。
どちらにせよ、なくしちゃいけない筋肉たちです!!

筋肉は、エネルギーを消費する=燃やして温めてくれるところでもあるので、足からぞくぞくくるというのは、足回りの筋肉が熱を出せなくなって弱ってしまっているからだと考えられます(そして、ピンポイントで内ももを感じていたわけですねー私は…)

まあ、ようは衰えてきてるから鍛えろって話ですね。

そんなトホホ、な状態を感じたこともあり、最近は体を少し動かすタイプのヨガや太極拳を始めて、加えてできるだけ歩くようにしています。
動いていないつもりもなかったのですが、たしかに体を鍛えることもしてなかった(実際筋肉落ちてますしね!)
体を整えることは、レイキや食事や陰ヨガで結構やってる自覚はあったのですけれどね~ようは「陰陽」のバランスなんだなとつくづく感じた瞬間でした。

体を鍛えることと、整えることは、やはし別物なんですね。

続きます。
次は、陰と陽の話を書きます。