FODMAP

こんにちは。

プロテインや薬で胃腸の調子を大きく崩し、

食事量が激減。

この頃の体重は通常時マイナス１０キロぐらいでした。

小柄なのでマイナス１０キロは深刻でした。

食欲がないのではなくて、

胃腸が受け付けない状態でした。

栄養療法の情報を調べたり、病院を探したりする中で

家族から勧められてFODMAP食を実践し始めました。

食べ物に含まれる糖質が腸内で発酵して不調を起こすというもの。

一般的に腸に良さそうなイメージのあるものも

FODMAP的にはダメだったり。

ダメなもの、代表的なところでは、

小麦、牛乳、ヨーグルトなど。

よく食べていたリンゴや玉ねぎもダメ。

小麦と乳製品を排除すると、

スーパーで買えるものがとても少なくなりました。

パンと乳製品のコーナーには近づかなくなりました。

添加物にもダメなものが多いので、

食品表示を見る癖がつき、

加工食品をあまり買わなくなりました。

外食も麺類、ピザ、パンを避けて和食ばかりになりました。

洋菓子はほぼ小麦なので、和菓子中心になりました。

食べられないものが多すぎて、

スーパーに行くのが苦痛になりました。

人生の楽しみを奪われたような気分でした。

頑張って実践したけど、効果は実感しませんでした。

悪いものを避けるだけでは腸内環境を改善できないほど

悪い状態なのだなと思っていました。

今の栄養療法の先生いわく、

そのとき、小麦をやめたのは大正解。

小麦は誰しも消化しにくいもので、

腸が弱い私には毒だと。

確かに、小麦を絶ってから潰瘍性大腸炎の症状が出ていません。

他のものは少しなら食べても大丈夫だと。

半年ぐらいFODMAP食を続けて、

効果を感じなかったので、厳格な制限はやめました。

制限しすぎて食べられるものが減り、

栄養不足になるのもよくないと感じています。

今では、高FODMAP食を食べすぎないように気をつける程度で、

ゆるく続けています。

でも、小麦、乳製品は完全にシャットアウトです。

FODMAPを実践したおかげで、

添加物を見るクセがついたのは良かったと思っています。

添加物を気にすると加工食品は買えないものが多いので、

どこまで許容するのか今も模索中です。