箱根芦之湯温泉にある老舗の温泉旅館です。2017年のリニューアル工事の翌年4月の平日に大人2名で宿泊しました。宿泊料金は二食付きで一人あたり23760円(税・サ込)です。

 

お部屋はリーズナブルな”春風荘 定員2名 一間タイプ”を予約しました。

 

 

春風荘は今回のリニューアル工事の対象ではありませんが(公式HPによると2021年に「若松」と「常盤」の二部屋がリニューアルされたようです)玄関やラウンジがある鹿鳴館は、歴史的な趣を残しつつも現代的なエッセンスを加えた空間にリニューアルされています。

 

 

芦之湯温泉は自然が豊かで静かな温泉地です。箱根湯本駅から路線バスで30分ほど走りますが、バス停から宿までは徒歩3分です。

 

 

 

大きなシャンデリアが煌めくラウンジスター 

 

 

歴史上の人物も宿泊した創業360年の旅館だけあって重厚感が漂います。

 

 

 

こちらはバイオエタノールの暖炉。訪問したのは4月でしたがこの日はとても寒かったので暖炉の火に迎えられてホッとしましたニコニコ

 

 

このラウンジでおつき菓子を頂きながらチェックインの手続きをしました。

 

 

ラウンジの一角には、アルコールやソフトドリンクが楽しめるコーナーが設けられ、いつでも自由に頂くことができます。

 

 

 

このほかに書籍コーナー、

 

 

お土産コーナーもありました。

 

 

 

 

客室に続く廊下にも歴史を感じます。

 

 

アンティークがお好きな方にはたまらない雰囲気ではないでしょうか。私も好きですニコニコ

 

 

廊下の一角には

 

 

美術品が飾られ

 

 

旅館の歴史を展示した資料室もありました。

 

 

 

また囲炉裏を囲むオープンスペースがあったり

 

 

モダンな休憩スペースもあり客室以外にも寛げる場所がありました。

 

 

当時は庭が造成中でしたが、現在は日本庭園が整備されたようです。

 

 

客室  春風荘1階「曙」 

 

 

お部屋は1階の「曙」を希望しました。同タイプは2階に「千種」があります。母と一緒だった為、1階にして頂きましたが、木造の建物は音が響きやすく、上からの大きな物音に驚くことが度々ありました。階段が苦にならない方は2階がよさそうです。

 

 

 

 

 

古い建物のため扉に隙間があったり、広縁の床の一部がフカフカしていましたが、壁や畳はきちんとメンテナンスがされており、清潔感のある落ち着いた佇まいのお部屋でした。古い旅館特有の匂いもしなかったです。

 

 

到着した日はかなり寒かったので、広縁のテーブルセットがコタツ仕様になっていたのは嬉しかったです。

 

 

 

 

室内のアメニティと設備 

 

 

お布団はすでに敷かれていたので、スタッフさんが入室するのは到着時だけです。一間タイプなので室内はお布団でいっぱいでしたが、母との旅行だったので全く問題なく、むしろすぐにゴロゴロできて最高でした!






室内にはコーヒーマシンと、日本茶やハーブティーが楽しめるティーマシンが揃っていました。

 

 

 

 

 

 

アメニティは一通り揃い持参の必要はないと思います。

 

 

 

バスタオルは一人2枚づつの他、大浴場にも沢山積まれていましたので、大浴場を利用する際は浴用タオルのみ持参します。可愛らしい和柄の巾着が付いた湯カゴが移動に便利でした。

 

 

クローゼットには上下分かれた室内着が一着と、ロング丈の厚手の上着、足袋靴下が用意されていました。


 




水回りは新しいです。




 




 

源泉かけ流しの内風呂 

 


客室の内風呂は源泉かけ流しです。浴槽の温泉は洗い場まで溢れ、浴室内には湯煙が立ち込めていました。天井には水滴がびっしりと張り付いています。見るからに気持ちが良さそうな温泉は、入ってみると湯の花が舞う、肌触りの良いお湯でした。

 

 

やや熱かったですが、蛇口を止めて湯かき棒で混ぜると適温になったので、準備し易かったです。浴室は狭くて使い辛い面もありましたが、小さく見えた浴槽は意外にも深くて手足を伸ばして浸かれました。シャンプーなどは揃っていますが、シャワーは付いていないので、洗髪や身体を洗うのは大浴場が良いと思います。

 

次は大浴場とお食事をUPしたいと思います。