子供と接する上で肝に銘じている言葉があります。
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり。」
という言葉です。
小さな善い事(小善)は、それが善意から発したものであっても、結果として人を深く傷つける(大悪)のと変わらない場合がある。
それに対して、本気で相手の幸せを考えて行う善い事(大善)は、時として厳しい言葉や突き放した行動を伴うため、情け容赦のない態度(非情)と誤解されることがある。
という意味です。
障害を持っていると、どうしてもサポートが必要な事がありますので、私は、上記の(小善)にどうしても流されがちになってしまいます。
特に生活に関する事は、私が手伝えばスピードが20倍位上がりますので、「やってあげた方が早い!」と思い、ついつい「面倒」という気持ちから安易な(小善)にはしりがちです。
ただサポートと甘えは区別しなければいけません。
日常的に(小善)を繰り返してしまえば、子供の自立を遅らせ、周りのサポートに対して当たり前と感じやすくなり、感謝の気持ちを足りなくさせてしまう要素を含んでいます。
誰でも子供には辛い顔より、笑顔でいてもらいたいものです。
ただ、手軽な目先の笑顔だけを作り続け、10年後、20年後の幸せ、笑顔を全く考えていないという状況は避けなければいけません。
人は生きる為に生きるのではなく、皆、幸福になる為に生きています。
将来の幸福の為、障害を持つ息子には、私が強い気持ちを持って、(大善)を行っていかなければいけません。
