Wre:CoDe-WorD:Ⅸ 謀
こんにちは、U‐詩です。
ターン09「朱禁城の花嫁」。
近朱必赤―――朱に交われば赤くなる。
“白のキング、動く”
「遂に」―――この二文字で、半分、僕の言いたいことが表現できます。シュナイゼルが世界に描こうとしているものは? 考えると、怖いもの見たさの好奇心を誑かすほどに、末恐ろしいものを想像しますが、実のところ、はっきりとは、分かり兼ねます。それでも、彼の表情、言動に、その糸口はあるはず――そう、はっきりと言っておきましょう。
“黒のキング、応える”
チェスという会話で、相手を攻略するはずが、チェスという物差しで、自分の手の内を、全てではないけれど、明かしてしまったゼロ。しかし、マイナスを、プラスに変えるのが、“反逆者”。紆余曲折、さまざまな出来事を越え、新たに、迷いなく進んでいく彼の姿を見ていると、感じ、考え、思うこと、多々あります、多岐にわたって。前にもまして。
re:ConsiDeration:09 理解
この作品の源流、前作の第9話。イレブンに蔓延していた薬物、「リフレイン」を主軸にしたお話でしたね。思い返すと、僕にとって、深く心に残ったものでした。何故に、その回に、「理解」という言葉を冠したのか、自分に問いかける。すると、僕はこう返事をしました。「僕が、人間として、理解すべきことを理解したから、なのかな」、と。まあ、それに加えて、もう一つの意味合いもあって、両義性を持たせた言葉ではありますが。
では、次に世界を、朱に染めるように。