バッテリー(3) / あさのあつこ
著者: あさの あつこ
タイトル: バッテリー 3
今いちばんハマっている小説の最新刊。実際に単行本として発売されたのは2000年の4月で、もうすぐ6巻が出て完結してしまうんだけど、どうやら文庫化に当たって加筆・修正されているようなので頑張って文庫化されるまで我慢しています。
名シーンが多すぎる。筋をかいつまんで言えば、
2巻で三年部員が起こした事件のせいで活動停止処分になった主人公・原田 巧の所属する新田中学校野球部。その活動停止処分明け、巧たち1年生チームはレギュラーチームと練習試合をすることになった。
また、野球部監督・戸村は、強豪・横手二中と互角の試合をすることで校長の野球部に対する不信感をぬぐおうとする。
たったこれだけのこと。なのに、それだけじゃない。
叫ばせてください。巧が好きだー!!
「ごまかすなよ。理念なんかどうでもいい。あんたの気持ちはどうなんだよ。
本音を言えよ、先生。おれの球をつかって、試合をやりたいと思ったんだろう」
この言葉が巧をよく表していると思う。
傲慢なほどの自分に対する絶対の自信。それゆえの他人への無関心。
かつて(1巻の頭で)巧の心を占めていたのは、野球のことだけだった。
でも、この巻で語られる巧は、ちょっと違う。
野球のできない苛立ち、野球のできる喜び。
これまでのように、他人の干渉をわずらわしいと思うと同時に、永倉 豪(キャッチャー。巧の女房役)がなにを考え、何を欲して、何を言おうとしているのか知りたいと思いはじめる。弟・青波が心身ともに逞しくなっていくのにも驚く。
ぐるぐる考えながら、苛立ちながら、少しずつ巧も成長している。
もう一つ、豪の、巧についての人物評を。
「おまえってなあ」
(中略)
「やたらまわりの者を感動させるか挑戦的にするか、なんだよなあ。自覚しとる?」
そして豪もこの巻で巧に挑戦的にさせられてしまうのだった・・・(笑)。
ああ、バッテリー大好きだー!!
タイトル: バッテリー 3
今いちばんハマっている小説の最新刊。実際に単行本として発売されたのは2000年の4月で、もうすぐ6巻が出て完結してしまうんだけど、どうやら文庫化に当たって加筆・修正されているようなので頑張って文庫化されるまで我慢しています。
名シーンが多すぎる。筋をかいつまんで言えば、
2巻で三年部員が起こした事件のせいで活動停止処分になった主人公・原田 巧の所属する新田中学校野球部。その活動停止処分明け、巧たち1年生チームはレギュラーチームと練習試合をすることになった。
また、野球部監督・戸村は、強豪・横手二中と互角の試合をすることで校長の野球部に対する不信感をぬぐおうとする。
たったこれだけのこと。なのに、それだけじゃない。
叫ばせてください。巧が好きだー!!
「ごまかすなよ。理念なんかどうでもいい。あんたの気持ちはどうなんだよ。
本音を言えよ、先生。おれの球をつかって、試合をやりたいと思ったんだろう」
この言葉が巧をよく表していると思う。
傲慢なほどの自分に対する絶対の自信。それゆえの他人への無関心。
かつて(1巻の頭で)巧の心を占めていたのは、野球のことだけだった。
でも、この巻で語られる巧は、ちょっと違う。
野球のできない苛立ち、野球のできる喜び。
これまでのように、他人の干渉をわずらわしいと思うと同時に、永倉 豪(キャッチャー。巧の女房役)がなにを考え、何を欲して、何を言おうとしているのか知りたいと思いはじめる。弟・青波が心身ともに逞しくなっていくのにも驚く。
ぐるぐる考えながら、苛立ちながら、少しずつ巧も成長している。
もう一つ、豪の、巧についての人物評を。
「おまえってなあ」
(中略)
「やたらまわりの者を感動させるか挑戦的にするか、なんだよなあ。自覚しとる?」
そして豪もこの巻で巧に挑戦的にさせられてしまうのだった・・・(笑)。
ああ、バッテリー大好きだー!!