昨日放送されたインタビューをなるべく話していたとおりに書き出してみました。
修造さん→紫
ゆづ君→ピンク太文字
松:僕の中にあるのは凄く心配というか、世界選手権のフリーに出て。。
大丈夫？体的な部分も。。
今の思いは？
ゆ:まぁ、身体は問題ないですし、もちろん世界選手権終わったあとのダメージとか、まぁ疲労とかはあると思うんですけど、あの、しっかり前を向いて進んでいます。
なんか、自分が滑ることによって観戦リスクとか色々大きくなってしまうんじゃないかなぁって言うのもあるんですけども、その自分が滑ることの意味というのを改めて再確認させて頂いた。
あのー、僕が滑ることによって何かのためになるのであれば滑りたいなというふうに今は思っています。
松:このコロナっていう1年間、苦しい思い、羽生さんもされてるし、どんなところを1番大事にされたんでしょうか？
ゆ:まぁ試合が無かったショーが無かったのも含めて、モチベーションが完全に4回転半になっていたんだなとは思います。
松:て言うことは、ある意味このコロナ禍と言うものが4回転アクセルをより呼び込んできたという。
ゆ:そうですね、やっぱりあのー、時間があったからこその凄く集中して、4回転半というものにチャレンジ出来ていました。
松:その4Aは4回転アクセルはここがもう納得のいく感覚だとしたら、勝負できる、今どこら辺まで来てる？
ゆ:いや、まだ降りてないので話になっていないんですよね(笑)
松:いやいや、1回は降りてます！
ゆ:笑笑
いや、ほんとに降りれないんですよなかなか。ほんっとに難しくて、例えば一日の練習が2時間だとしたら、1時間45(分)は確実に4Aに使ってた
松:えー！えー！
それで失礼なこと言いますけど、それで1回も跳べないんですか？
ゆ:でないですねー。なん、なん千やってるんですかね？
だから、ほんとに人間の可能性って、なんか、、そんなに、、「本当に出来るのかな？」っていう気持ちはあるはあるんですけど。。
松:どうしても僕も(五輪)3連覇を狙ってるって、信じてるものとしては、じゃあ、また、チェン選手となってくるわけですよ、彼ずっと負けてないから、、
じゃあ今4回転アクセルちょっと置いといてくれないか
ゆ:ふふふふ
松:練習すればするほど、体も痛めるし、トリプルアクセルもちょっと飛べなくなってリズム崩したって言ってたじゃないですか。
ゆ:そうですね、崩れますねやっぱり
松:じゃあどうして(4回転アクセルを)しますか？
ゆ:その、4回転半跳びたい理由の根本は"納得したい"なんですよね、自分が胸を張ってこれが"最高の羽生結弦の完成形"の理想の羽生結弦の所にたどり着きたいの多分その中の一部が4回転半なんだと思います。
だから、今まで4回転半「降りればいい」「成功すればいい」「世界初の着氷者になればいい」って思ってたんですけど、そうじゃなくて、完璧な、、完璧なって言うかすごく難しいですけどね、具体的にじゃ「完璧ってなんだ？」って言われたらもう、時間がおさまらないくらい語れてしまう、、まぁ、まぁとにかく、まぁ4回転半も含めた、えーー、、そうですね、ランディングも綺麗に流れのある演技をしたいなというふうに思います。
松:僕は、羽生さんをずーっと見てるとして、必ずくっついているのはフィギュアってスポーツなんだよ、ある意味では勝負なんだ、そう考えた時にはやっぱり勝ったものがないと納得しないのでしょうか？
ゆ: 僕らは採点競技じゃないですか、やっぱり。スポーツでありながらも芸術はらんでいるものだと思うんですけどね、だから、、うーん、、スポーツとして極めたいという理由でアクセルを跳びたいというのももちろんあるんですけども、芸術としてもやっぱりアクセルを跳びたいって言うのがあるんですよね。
最終目標は、4Aを含めた完璧な形のプログラムだと思うんですね。
だから、そこを表現しないと自分自身が多分納得できないと思います。
なんか、昔はがむしゃらに、なんか、「3Aの延長線上で頑張ってやれば回るんじゃないか」とかあったんですけど、最近、あ、"4回転半というものはまず跳び方が違うんだな"ということを感じ始めていて、で、その跳び方がやっと4回転半らしくなってきたので、だから、あのー、(3Aと4Aは)別物のジャンプとして今は考えてますけど、やっとその段階まで行けたなと思います。
松: あの、なんか、羽生さんって目標を決めたらかならずできてる
ゆ:"絶対にやってやるんだ"という気持ちはあります、表面上は(笑)
でも、じゃ、本音はどうかと言ったら、崩れ落ちそうな時もあります。
でも、多分、ねぇ、あの、思うんですよ、皆さん、皆さんそういう心が弱いときは辛い時は絶対あるじゃないですか。もう、何もかも投げ出したいなーみたいな、みんなが皆そうやってそう思って苦しみながらも戦い抜いてるので、僕も戦い抜きたいなと思います。
松:羽生さん、、頑張れ！
ゆ:頑張ります！
ゆ:ははは笑
とてもいいインタビューでした。
ゆづ君の目標はあくまでも、「技術と芸術として完成した4A」なんだと。
飛び方のコツを掴んできたということは、現実になるのも近い将来来ると思います。
また、試合後にでもインタビューを松岡さんにしてもらいたいですね
