梅津さんの『東北』を聞いて、感じたこと…




大それた大自然なんかじゃなくて


身近な、身近な、小さな草花…


それが風になびくのを


夕日に染まるのを…


私たちは知っています。




世代が違ったって、いま住んでいるところが違ったって…


私たちは、同じふるさとをもっているんだと…


梅津さんと私は、同郷なんだなぁ…


と思いました。




なぎ倒された、東北の広域を思い浮かべ…


「私のふるさとをこんなにしやがって…」


悔しくて…悔しくて…


眉間にシワが寄って、寄って…


目を開けていられませんでした。




ソウルフラワーユニオンの中川敬さんは、


阪神大震災の一ヶ月後


ちょうど、最大余震が来るんじゃないかと言われていたころ


避難所を訪ねると、おばちゃんたちが口々に


「満月を見るの、怖いわ」




震災の日の夜は、満月だったのだそうです…




そして、作られた『満月の夕』




3月11日の夜は、細い、細い上弦の月…


私も、その月が巡ってくる度


ハッとします…


やっぱり、怖いし…嫌だと思う…




でも、あの日


真っ暗な、不安の中で


東北の人が、同じように見上げていたであろう三日月を…


それを通して、たくさんの不安を…


想います。




そう想えることと、梅津さんの『東北』は


中川さんの『満月の夕』は


同じなんだと思えます…