「ぞべ」
和裁、もしくは着物に興味のない方には???な言葉でしょうね。
「ぐし」とも言いますが、留袖や喪服などのフォーマルなお着物の
掛け衿、袖口、振り、衿下、裾などに点々と細かく縫ってあるしつけなのですが、
今回のお話しは喪服のぞべについてなんですよ~
私の喪服は結婚する時に持たせてもらった物なのですが、
結婚後、まだ20代の頃と30代前半の2回、
私の祖母と夫の祖母の葬儀の時に着たきりでした。
その頃は着物のことなど、な~んにも知らずに着ていたのでまったく気付かなかったし、
数年前に悉皆屋さんにお手入れにも出しているのですが、
まだ和裁や着付けを習う前のことだったので、
やっぱり気付いていませんでした。
何に気付いていなかったかというと、
私の喪服のぞべ、どういうわけか左半分にしか入っていなかったのです。
右半分には全くぞべがないのです!!
掛け衿なんか、背中心のところから右側だけきれいさっぱりぞべがないんですよ!!
和裁の先生はもちろん、他の方にも聞いてみましたが、
皆さん、「そんなの聞いたことない」「見たことない」と。
母に確かめてみたところ、
右半分だけぞべがないなんて思ってもいなかったし、
反物は呉服屋さんで購入したものの、
仕立ては、それを仕事にしている知人に頼み、
その知人はもう亡くなってしまっているので、
何故なのかは知る術もなく…
今、丸洗いに出しているので手元にはないのですが、
戻ってきたら、自分でチクチクと右半分にだけぞべをかけなくてはなりません。
でも、左半分とあまりにも縫い目が違っては格好悪いので、
左半分の縫い目と揃えなくては・・・
ぞべは苦手です
それにしても何故…
手抜きにしてもきれいに右半分だけって、おかしいでしょう?
着物に詳しい方、誰かこの記事を見つけて下さらないかな~
何なのか知りたいです~!!