こぶしファクトリーが解散する。
いまだに信じられないし、受け入れられていない。
ハローのグループが解散するのは、超人℃-uteさん以来なのか。各グループのメンバーが卒業する事はあっても、グループそのものが無くなる事はまれだ。
未曾有の世界危機である、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で世の中全てが危機的状況の中、コンサート、イベントなど全てが中止や延期となっている。もちろんそれは仕方のない事だし、必要な措置だ。もちろんこんな事初めてだし、世の中が、日本が、近代世界が初めて直面している危機だろう。ひと月後、世界がどうなっているかさえ分からない。なにせ、娘。の春ツアーが開催されないなんて前代未聞、季節が変わらないに等しい。
そんな中発表された、こぶしファクトリーの解散。突然であり、当然受け入れられるものでなく、衝撃であった。
メンバーのブログ、配信される動画を観て、少しでも解散という事を理解しようとしたが、やはり受け入れられないまま、今日を迎えてしまった。
感染症の影響で、解散ライブが無観客が決定。史上初だろう。メンバーからすれば、やる意味があるのかとさえ思うに違いない。だが、我々からすれば、最後の最後に画面越しでもその姿を見届けられる機会が与えられた事は、漆黒の闇に刺す一筋の光の如く。
ライブビューイングは久しぶりだ。現場そのものがないので、相方と連するのも久しぶり。
持てる武装は全て備える。画面越しでも、そのブレードの光を5人に届けるために。
だが、開演前1番はじめにメンバーからの特別映像が流された。感染拡大防止のため、一切の挙動は禁止。声を発するのもダメだと。ブレードを抜く事さえ許されない。無観客、LV、そして無声無挙動という極めて異例の措置。愕然とした。最後なのに、声すら届けられないのか。だが、明るく説明するメンバーから悲壮感は一切ない。最後まで駆け抜ける境地に到達し、覚悟があるのだと確信した。座って声を出さずに全力を出すのなんて初めてだが、魂を燃やせばきっと届くはず。
開演
01. Yes! We Are Family〜こぶしVer.〜
02. 念には念(念入りVer.)
03. これからだ!
04. Come with me
05. 好きかもしれない
06. アカペラメドレー
〜LOVEマシーン
〜チョット愚直に!猪突猛進
〜念には念
〜GO TO THE TOP‼︎
〜サンバ!こぶしジャネイロ
〜桜ナイトフィーバー
07. 開き直っちゃえ!
08. 消せやしないキモチ
09. Oh No 懊悩
10. アンラッキーの事情
11. ハルウララ
12. 青春の花
13. ラーメン大好き小泉さんの唄
15. エエジャナイカ ニンジャナイカ
16. サバイバー
17. オラはにんきもの
18. ピッチピチトモダッチ
20. ドスコイ!ケンキョにダイタン
21. 押忍!こぶし魂
22. 懸命ブルース
23. TEKI
24. 明日テンキになあれ
25. 亀になれ!
EN01. 明日の私は今日より綺麗
EN02. 辛夷の花
EN03. シャララ!やれるはずさ
こないだのひなフェスが初の無観客ライブで開催され、、自宅でむろたんを見送った。最後までアンジュルムらしい、むろたんらしい笑顔満開のコンサートだったが、やはり寂しいそして虚しい。メンバーもはじめての経験だったろうし、戸惑いもあっただろう。画面越しでも感じられるほどに。
3月上旬に予定されていたラストシングルのリリースイベントで、5人に目一杯、今までの感謝を直接伝えるつもりでいた。それはメンバーも同じだろう。実質、バスツアーが最後のイベントとなり、選ばれし者のみがその勇姿を見守った。こぶしの解散を知ってから、会える機会はこなかった。
それでも、笑顔でパフォーマンスする5人。
卒コンが史上もっとも輝くというアイドルの特性を見事に体現、その笑顔とキラキラさはこぶしファクトリーというグループをこれでもかと表現し見せつけているようだ。こちらも鼓舞され、座った状態で全身に力を入れてわずかに動かす手のひらに魂を込めて画面越しに届くよう全力射撃。もはや念力や波動に近い。
だが、ラスト前にきて、彩海ちゃんがついに堰を切ったように涙をこぼした。「なんてラストなのにファンの人いないの」、と。心の中で叫んだよ。「なんてメンバーと同じ会場にいられないの」と。もう、涙を堪えるのがキツい。嗚咽となって声が出ちまう。周りはすすり泣く声は聞こえたが、みんなメンバーの最初の言いつけを守って静かに見守っているので、極限まで感情を抑えて涙を流した。
辛いな。
こんなに辛いライブ、はじめてだよ。
もう、経験したくないよ。
ついにライトライブが終演、メンバーに当てられたスポットが消え、ステージは暗くなった。そして、中継は終わりLVも終了した。
ここで拍手も送れない。みんな静かに退散するしかない。こんな事ってあるのかよ。
自分がなぜ、ここまでこぶしファクトリーが好きになったのか。
アイドルを応援する中で、今までの頂点は安倍なつみなのは変わらない。
なっちの卒コン、5期メンバーのまこっちゃんがなっちに向けたメッセージの中で、「安倍さんがかけてくれた言葉の中で、『神様は、超えられる人にしか壁を与えないんだよ』と言ってくれて励まされた」と言っていた。当時職場の人間関係で悩み、辛い時だったのだが、その言葉を聞き、心が軽くなり励まされ、涙を流した。それ以来、なっちは自分の人生に多大な影響を与えてくれた存在として神様のようなもんだ。もちろん、その時のことだけじゃないけどさ。なっちの歌声が心の支えになったり、ラジオが毎週の楽しみの時間だったり。それは人生の潤いとも言うべきもの。
つりビットが解散し、ヲタとして魂を燃やす道を見失い、本当に苦しんだ。その時道を照らし、魂に火を灯してくれたのは間違いなくこぶしファクトリー。メンバーの笑顔は、そのパフォーマンスはまさに励まし、そしてパワー。さらにもっと言えば、ガチ恋に近い感情なのかもしれないな。アイドルは尊敬できるから、だから応援しているが、こぶしの5人には五様の魅力があり、気持ち悪い言い方だがときめいているのだろう。ガチ恋初案件グループなんだな。
脳裏には焼き付けた。今日のパフォーマンスは間違いなく最高であり、一生忘れないだろう。
だが、同じハローのメンバーでさえその会場で見届けられないという前代未聞の卒コンは、どう捉えたらいいのか誰もが分からないだろう。致し方ない。未曾有の事態なのだから。誰も悪くない。誰も責められない。彩海ちゃんの涙は、我々が受け止めなければならないが、このまま幻影のように去ってしまったこぶしの5人を、これからどう想えばよいのか。
追記
ラストライブから早2日、れいれいの去就が注目されていたが、大方の予想通りjuiceへの加入が発表された。安堵した。こぶしを受け継ぎながら、佳林ちゃんさんの後をも受け継ぐのはれいれいかもしれないな。可能性は無限大。これからも応援します。
そして、彩海ちゃんと大佐がそれぞれSNSを開始。もちろん決まっていた事なのだろうが、新たな道を歩み始めた2人をダイレクトに知って見守れる現代のテクノロジーはありがたい。変わらないその笑顔に救われたこぶし組は数知れないだろう。自分もその1人。あわや亡霊にさえしてしまいかねない5人の姿を、こぶしファクトリーとして記憶に残せる事が出来る気がする。
大佐が言ってくれたように、一度でも応援してくれればあなたはこぶし組、解散してもみんなはこぶし組、それは変わらない。それなら、思い出を大切に、これからも変わらない気持ちで応援していこう。














