本日は、約半年以上ぶり、ついに現場に舞い戻る時がきた。
世界的流行の新型コロナウイルス感染症。我々人類の生きる意思が試される事態となった。まさか自分が生きている時代に、こんな事が起こるとは。戦争と同じ、戦争より大変な事態かもしれない。
さらに、大変な事態となった。数週間前から背部及び腰部がなんとなく痛かった。それが先週から著明になり、眠れないほどになってしまった。ついに昨日、仕事を早退して救急外来を受診すると、なんと尿管結石と診断された。幸い石は小さく、痛み止めを服用しながら自然に排出されるのを待つしかないと。
なんてこった。痛え。
待ちに待った現場に行ける日は明日なのに。
痛み止めを飲み、精神を研ぎ澄ませ痛みをコントロール。
夕焼けが綺麗な道中、富士山もクッキリ見える。冬の訪れを感じさせる景色だ。
娘。の春ツアー秋ツアーが開催されない今年、季節は変わらないのかと思っていたが、自然は偉大だな。なんとか三郷へ馳せ参じる。
今回入手できたチケットは夜公演のみ。
だが、2列目とある。これは。
昼から参戦の相方と炎の人、現場がないので久しぶりとなる。
話題の感染症対策、ソーシャルディスタンスマスク着用はもちろん、足裏消毒検温、会場内での滞留の禁止の呼びかけなど、出来る限りの策を講じているようだ。開演中も一切の発声は禁止なので、各自が咳エチケットなどを守ればほぼほぼ安心と言えるだろう。
いざ入場すると、やはり2列目は最前列だった。しかもほぼ中央。人生4度目の最前列だ。今回は着座挙動は最小限だが、ブレードに魂を込めて挑む。
開演
01. 365日の紙飛行機 全員
02. ただ泣きたくなるの 加賀楓
03. secret base〜君がくれたもの〜 谷本安美
05. 見上げてごらん夜の星を 高木紗友希
06. 楓 前田こころ
07. Hello,Again〜昔からある場所〜 一岡怜奈
08. 青春の影 上國料萌衣
10. さよなら大好きな人 谷本安美
11. やさしいキスをして 高木紗友希
12. 月光 加賀楓
13. もののけ姫 小田さくら
14. 言葉にできない 上國料萌衣
16. スローモーション 秋山眞緒
17. 366日 前田こころ
18. 逢いたくていま 高木紗友希・小田さくら
19. ふるさと 全員
ステージは目の前、演者はわずか10mの先に。
そしてそこには、世界に誇るハロープロジェクトのメンバーが。
ソロフェス!では、ハローの歌をそれぞれが披露した。一度は歌った事があっただろうし、曲がりなりにもハローの曲。
だが今回は、名だたる歌い手の、その中でも選りすぐりの、誰もが知るほどの名曲を、ハローのメンバーが歌う。先日日本武道館で開催されたバラードコンを視聴して、どのような感じかはつかんではいた。
果たして、歌に負けず、パフォーマンスを披露する事は出来るのだろうか。
ステージを観ながら、そんな心配は吹き飛んだ。
自分たちの持ち歌でなくとも、ダンスという武器をいわば封印されていても、メンバーは歌という表現に魂を込めていた。
曲調がバラードということで、テンポもゆっくりであり声の出し方も違う。だが、それを表現してこそステージに立つ演者。
それぞれが、それぞれの曲と真っ向から向き合い、取り入れ、それを自身のパワーで会場全体に放出する。みんなのその姿に、まさしく心を打たれた。相当の鍛錬が必要なのは言うまでもなく、それを目の前で、それぞれのメンバーそれぞれの表現を観られたのだから。
その中でも圧巻だったのは、やはり小田さくらと高木紗友希。
歌唱メンバーとして名高い2人ではあるが、今回の公演はその魅力が遺憾無く発揮されていた。
という次元ではない。
小田が2曲目に歌ったのは、あのもののけ姫。
最初目を疑った。そこまでやるのかと。
だが、ファルセット効かせたその歌声は異次元。
元々男性が歌った曲だが、女性の柔らかい部分が表現されていて、これはと凄んだ。
そして紗友希ちゃんは、表情声色、目線全てが魅力的であり、グループで魅せる表現とはまた違う、歌で魅せるという表現がぴったりだ。凄まじい。
そして動画で観た、2人が歌う逢いたくていま、も披露してくれた。途中のMCで、これは稀な披露であり、今日来た人しか聴けなかったとのこと。
1人でも、いわば一国の剣指南役、一騎当千の実力なのに、その2人が掛け合いながら歌った渾身の一曲。他のメンバーが袖で釘付けになっていたほど、我々はただただ圧倒された。
歌がこんなにも心に沁みるのか。
今まで華やかなステージでのパフォーマンスとはまた違う、優しくて暖かく、真っ直ぐに澄み渡る魂の叫び。
これを最前列で観られた事は、間違いなく今年のベストアクト入りだ。
終演後、相方と炎の人が、昼とセットリストを変えてきたな、とのこと。
なに?そうなのか。昼も観なければダメじゃないか。
まあ今回チケットは夜のみだし、仕事明けだし背中は痛いし、半年ぶりだから致し方あるまいと自分に言い聞かせたが、これからまだあるバラード紺を是非観てみたい。
のだが、東京以外の関東圏の日程はことごとく仕事とかぶっている。南無三。
ともあれ半年ぶりとなった現場。
これぞハロプロ。これぞ我が道。
やはり、ハロプロは人生なのだ。
次の現場はいつになるかも分からない昨今だが、今は今日もらったパワーで、その時まで乗り切ろうじゃないか。






